写真はレイ・ブラウン-ジーン・ハリスの能天気なジャズアルバム「ソウラー・エナジー」のジャケで,以下の文章とは関係ありません.
OMは考案者奥村の名から.OMソーラーでは屋根板の下に空隙を設け,冬の昼に暖まった空気をファンで床下へのパイプに回してコンクリートに蓄熱・暖房に利用,夜は空気が回らないようにパイプを閉じ,もっぱら余熱で暖房する.
夏の昼は屋根板下の暖気(暑気というべきか)は大気中に放出し,夜外気が冷たくなったら取り込んで屋根下から床下へまわす.
竣工後十年.
J 子ががたがたうるさい音がして眠れないという.大気に放出するためのダクトから,2Hz くらいで,流体が規則的に吐出するような音・真空ポンプが喘いでいるような音がする.
OMソーラーの制御パネルには,すべての電源を切るためのスイッチがない.「しろうとがいじってはいけない」という説明書に従い,異音をずっとがまんした.
十年前の業者に電話したらすぐ来てくれた.システムの電源を切って,2日後出直し.こんどは二人で来て,屋根下からの空気流通経路を外/床下に切り替えるためのモーターを交換.
空気そのものを強制的に流すファンのほうが働きっぱなしで,私としてはずっとお疲れのはずと思ったのだが,こちらはまだ健康とのことであった.
まぁ10年経てば,どこかが壊れるのは仕方がないだろう.
この手のパッシブな暖房は,天候が良くても外気温+10度というところ.外が0度なら10度である.これをどう評価するかというところ.
屋根板にはついでに太陽電池も置いたのだが,こちらは現在の製品に比べていかにも効率が悪い.いまさら交換するのも金がかかるし.シャクの種である.
OMは考案者奥村の名から.OMソーラーでは屋根板の下に空隙を設け,冬の昼に暖まった空気をファンで床下へのパイプに回してコンクリートに蓄熱・暖房に利用,夜は空気が回らないようにパイプを閉じ,もっぱら余熱で暖房する.
夏の昼は屋根板下の暖気(暑気というべきか)は大気中に放出し,夜外気が冷たくなったら取り込んで屋根下から床下へまわす.
竣工後十年.
J 子ががたがたうるさい音がして眠れないという.大気に放出するためのダクトから,2Hz くらいで,流体が規則的に吐出するような音・真空ポンプが喘いでいるような音がする.
OMソーラーの制御パネルには,すべての電源を切るためのスイッチがない.「しろうとがいじってはいけない」という説明書に従い,異音をずっとがまんした.
十年前の業者に電話したらすぐ来てくれた.システムの電源を切って,2日後出直し.こんどは二人で来て,屋根下からの空気流通経路を外/床下に切り替えるためのモーターを交換.
空気そのものを強制的に流すファンのほうが働きっぱなしで,私としてはずっとお疲れのはずと思ったのだが,こちらはまだ健康とのことであった.
まぁ10年経てば,どこかが壊れるのは仕方がないだろう.
この手のパッシブな暖房は,天候が良くても外気温+10度というところ.外が0度なら10度である.これをどう評価するかというところ.
屋根板にはついでに太陽電池も置いたのだが,こちらは現在の製品に比べていかにも効率が悪い.いまさら交換するのも金がかかるし.シャクの種である.