世界標準の “ 男 ”

日本では犬は寄ってくる、子供と老人に好かれるだけで、
残念ながら女性には人気の無い男でした。

さて、ヨーロッパ、イタリアではどうだったかというと、
行きの飛行機から外人のよちよち歩きの男の子に興味を持たれ、

レストランでも赤ちゃんが私を見て笑い、
宿泊先の飼い犬が懐いてくる始末。

老人と女性の検証は出来ませんでしたが、
どうやら私は世界標準（？）、グローバル（？）な男のようです。

安倍首相の功罪

国会でごたごたしている安倍首相ですが、
在任期間が小泉さんを抜いて歴代４位になったそうです。

安倍さんの評価は後の時代の人たちがすることですが、
海外の認知度ではコロコロ猫の目のように替わった首相たちよりも
抜群のものがあります。

私もイタリアで「日本の首相と同じ名前か？親戚なのか？」
と尋ねられたほどです。

人の安定は国の安定的な評価へと繋がります。

人間の生命力

日常と違う経験と時間を過ごすために私は旅に出て、
あまり観光はせずにその国の人、暮らしを見たいのです。

レンタカーを借りて移動しますので、
最初はぎこちなかった右車線、左ハンドル、マニュアルシフトに
徐々に無意識で体が動くように順応していきます。

このあたりになると非日常が日常となり、、
帰国して左車線、右ハンドル、クラッチなしに戸惑います。

「人生いたるところに青山あり」とはよく言ったもので、
長い時代を生き残ってきた人間は適応力があるのです。

水のありがたさ

イタリアの最大穀倉地プーリア州にいますが、
驚くことに水道の水が飲めません。

飲めない水と肥沃な大地で小麦やワインのブドウが
作られていることが私には良く理解できません。

兎に角、水道水が当たり前に飲める
日本はしあわせな国なのです。

いい塩梅

イタリア料理は日本人の口に合うものが
沢山あり嬉しい限りなのですが、
いかんせん塩加減が強過ぎる傾向にあります。

日本人の中でも薄味好みの私にとって
辛いものがあり、
｢塩無し｣とお願いすることが増えています。

彼らははっきりとした味付けが好きなのですね😢

融通無下？いいかげん？

イタリアの人たちは自由です。

始発のバス停へ向かう回送車に平気で乗せてくれたうえ、
お客を｢マイフレンド｣と呼ぶ気安げな良い一面と、

アイスクリームを食べながら運転するバスドライバーや
お客を待たせたまま同僚とおしゃべりりするレンタカー会社の受付など、
職業意識の低い人が結構います。

この国の経済の悪い理由が解る気がします。

シチリア・パレルモ砂漠

今回の旅行で初めて都会の観光地に滞在中ですが、
観光客から少しでも多く金を盗ろうとする人が多く辟易します。

貧しさのなせるわざなのでしょうが、
良くない思い出ばかりが増えていきます。

これが世界の現実なのでしょうが、
とても残念でなりません。

イタリア人にはなれない

子供のころから体が弱く、
汗をかくと風邪をひかないように

その都度下着を替えていた虚弱体質の私は、
暑いからといって靴下なしで靴を履くと
喉が痛くなり風邪をひきそうになります。

憧れはありますが、
イタリア人には到底なれそうにありません。

お隣りさん

日本で天気予報の地図がでると、日本、韓国、
北朝鮮、中国、台湾ぐらいしか表示されませんが、

ヨーロッパのそれはユーロ圏、中東、アフリカまて表示されます。

地政学及び経済的にも非常に近く、
その影響は計り知れないものがあります。

島国日本は無頓着過ぎるのかもしれません。

やってみますか！

人は日々の生活に追われその暮らしが望んでいるものなのかどうか、
それでいいのか良くないのかを考えない思考停止状態に陥りがちです。

それを振り返るのにいいのは非日常に自分を置くこと。

旅行へ行ったり新しい趣味を始めたり、
自ら行動を起こさないと何も始まりません。

木々に花が咲き芽吹く今は一番いい季節かもしれません。
何かしてみますか！