相談役の独り言

阿部運送株式会社
非常勤 相談役 阿部能久(よしひさ)
東京城南地区を中心に活動する運送会社

         オバマのアメリカ

2009-07-31 11:44:56 | Weblog

昨日の続きで日本がスイスをモデルに国の基本方針を
考えるのに問題となるのは、日米同盟の存在です。

中立国となるためには、どこの国とも偏った付き合いは出来ないわけで、
いずれは解消する方向へ進んでいかなければなりません。

幸いといってはなんですが、オバマ大統領の考える
世界戦略の柱はアメリカと中国のG2での主導となるようです。

今の日本の置かれている実態の立場はアメリカによる占領国、
若しくはアメリカの51番目の州というのが正しい捉え方になるでしょう。

制空権の無い日本を独立した国家とはいえません。

アメリカの核の傘の下で守られていた立場から脱却して、
日本も核を持つのではなく、それ以上に影響力のある
「武器」を持つべきでしょう。

その「武器」が何なのかはまだわかりませんが・・・

       集団的自衛権

2009-07-30 12:29:37 | Weblog

日頃、ニュースなどで「集団的自衛権」といわれ、
判ったつもりでいましたが結構あいまいな理解でしたので、
ヤフー辞書で検索すると、

「国連憲章第51条で加盟国に認められている自衛権の一。
ある国が武力攻撃を受けた場合、これと密接な関係にある
他国が共同して防衛にあたる権利。」とのこと。

今回、政府の「安全保障と防衛力に関する懇談会」がまとめた
報告書の原案として、現在の政府見解で自衛隊の活動が不可能な
「公海上での米艦船防護」などについて憲法解釈を変更し、
集団的自衛権の行使を認めるよう勧告した。

戦闘機などの国際共同開発への参加を可能とするため、
外国への武器の輸出を禁じる武器輸出三原則の緩和も打ち出した。
(産経新聞)そうです。

日本は憲法第9条で戦争放棄を謳っていながら、
集団的自衛権の名の下どんどん国外に武器を持って出て行っています。

それも何でもあいまいにして相手を傷つけないように、
面と向かって自己主張しない文化よろしく、
拡大解釈で推し進めようとしています。

何を考えているか判らず、何をするかもわからない国、
まるで北朝鮮と同じで他国から見たらこんなに
怖い国は無いでしょうね。

目指すべきは永世中立を謳うスイスなのではないでしょうか。
自国のために防衛兵器を製造、保有し、国民皆兵制により
「自分とその家族は自分で守る」。

そのためには自国に侵入した敵には断固闘う。
他国に対して戦争は仕掛けない。

こうゆう判りやすい姿勢のほうが世界の中で、
信頼されるのではないでしょうか。

         ああ、憧れのF22

2009-07-29 14:51:20 | Weblog

日本の次期主力戦闘機の問題がこじれています。

こちらとすればアメリカ軍最新鋭のステルス戦闘機
F22ラプターを希望していますが、
向こうからすれば日本の機密情報漏洩の恐れや、
トップグレードを同盟国とはいえ
他国に保有されることへの警戒感があります。

日本は太平洋戦争までは、ゼロ戦などの戦闘能力に優れた
航空機を作る世界でもトップレベルの技術を有していましたが、

敗戦によりアメリカの占領国となりその技術や私の稽古している
日本古来の武術の伝承なども途切れさせられました。

終戦から60年以上たった今日、旅客機はもちろん
国産の戦闘機を作っても良い時代ではないでしょうか。

憲法9条の戦争放棄は守るにしても自国を防衛する戦力を
持つことに他国が口出しすることは出来ないのですから。

平成のゼロファイターを見てみたいですね。

      民主党のマニフェスト

2009-07-28 11:25:43 | Weblog

昨日民主党の政権公約であるマニフェストが示されました。

今日の新聞でその詳細を見ましたが、口に甘いことばかりの羅列で、
どうしても結婚したい相手に対して夢のような、現実離れした生活を
熱心にはなし必死で口説いているような印象を受けました。

特別会計の見直しで財源は確保できると思いますが、既得権益を
守るための官僚たちの抵抗に打ち勝つことが最大の難関となるでしょう。

また、ただでさえ寄り合い所帯の民主党の幅広い構成党員の
意見集約の問題に追加で、過半数を取れなかった場合、
連立する少数政党にキャスティングボードを握られ政策が
迷走する恐れもあり、空中分解の可能性を否定できません。

どちらにしてもカオス(混沌)の中からしか、
新しいものは生まれないと覚悟し、
投票所に向かいたいと思います。

いでよ!高き志の平成侍たち
  

おめでとう!藍ちゃん

2009-07-27 12:12:42 | Weblog
女子プロゴルファー宮里藍さんがアメリカLPGAツアーで
初優勝を果たしました。

ゴルフ、野球の本場であるアメリカへ挑戦する日本のトッププロが、
続出する昨今でも、活躍しているのはイチローぐらいで、

特に女子ゴルフは韓国勢の躍進が著しく、日本人は翳んでいました。
そんな中苦節4年で、藍ちゃんがやってくれました。

日本にいれば沢山優勝し賞金も稼げたでしょうに、
その全てをなげうって頂点を極めたいとの夢にかけた心意気。

優勝のニュースに触れたとき醒めてる私でも、
ゾワット身震いする感動を覚えました。

日本一でも大変なのに、実質世界一になったわけで、
諸手を挙げてお祝いしたいと思います。

よくやったぞ、藍ちゃん おめでとう!!
    

天晴れ!ダルビッシュ

2009-07-24 15:45:03 | Weblog
プロ野球のオールスターゲームが間近に迫りました。

ファンは日本の最高峰の選手たちのプレーを見ることを
とても楽しみにしています。

そんな中後半戦を意識して送り出すチームの監督が、
自分の選手たちが疲労を残さないように短いイニングしか
プレーさせないように代表監督に釘を刺しています。

特にパリーグの監督たちに多いようですが、
日本ハムのダルビッシュ有が2イニング登板の
直訴を梨田監督にしました。

WBC出場者が軒並み不振に陥っている現状がある中、
監督たちの心配も十分に判りますが、

お客さんに見てもらって何ぼの商売なのに、
その立場に立って夢をかなえてあげる度量が無いのなら、
オールスター戦自体を止めにしたほうがましです。

ダルビッシュ有!天晴れ!!  

自民党の組織票狙い

2009-07-23 15:45:41 | Weblog
麻生太郎首相は、日本経団連・日本電機工業会・日本船主協会・
全国漁業協同組合・全国銀行協会・全日本トラック協会などを

相次ぎ訪問するほか、日本商工会議所会頭と会談し、
自民党への協力を要請したそうです。

無党派層が民主党に多数投票することをみこして、
組織票集めにはしったようですが、

このご時世で会社から「この人」にいれて欲しいと言われて、
はいそうですかと投票する人がいると思っていること自体が、
藁にもすがる思いとはいえ時代錯誤のはなはだしさを感じます。

今まで日本新党のときに一度しか投票に行ったことが無い同じ年の
友人が、今回は民主党に入れに行くと熱く語っていました。

これこそが庶民の思いの典型でしょう。

自民党がNOなだけで、民主党がYESなわけではないのです。
彼らはそれが全然判っていないのです。

“第三のビール”戦争

2009-07-22 13:49:58 | Weblog
イオン、セブン&アイホールディングス、ダイエーによる
“第三のビール”戦争が勃発しました。

10数年前にダイエーが仕掛けた格安輸入ビール旋風があり、
その後サントリーが税制の隙間を縫って“第二のビール”を
発売し大反響となりました。

私も飲んでいましたがその当時の格安輸入ビール
も第二のビールも正直美味しくなかったです。

最近の第三のビールも新発売されれば、一番小さい350mlを買い、
試していますがいまいちのものばかりです。

本来のビールの代替ビールの位置づけを打破しない限り、
結局「でも」「しか」の域を脱することは困難でしょう。

「低カロリー」「低糖質」「プリン体ゼロ」の訴求で
大ブレイクしたホッピーのように全く別な
アルコール飲料を目指すべきだと思います。

夏はやっぱり  に 枝豆 ですね~



ブランド信仰

2009-07-21 21:12:27 | Weblog
この不景気でブランドバッグを買えなくなった女性たちのあいだで、
レンタルでバッグを借りることが流行っているそうです。

結婚式やイベント時に見栄のために持てないバッグを借りて
持っている様に装う、ウソはつかないにしても持っている自分が
人から見られることに満足感を覚える。

まさに日本に進出してきた企業の戦略にまんまと
はまっているわけです。

自分のオリジナルな価値観でなく操作され刷り込まれたものに
自分の基準があるかのように錯覚しているのです。

ヨーロッパのお金持ちからすれば、
実の伴わない東洋の成金民族が身分不相応に
金持ちの装飾品を欲しがるさもしい姿に映っていると思います。

人は分相応、オリジナルの価値観で良いものを見
分けられる目を持ちたいものです。

今日は自宅で一杯やりながら書きましたので、
いつもよりさらに辛口トークになったことをお許しください。

時効制度

2009-07-17 15:26:17 | Weblog
法務省で時効制度について廃止・見直しが検討されています。
私はこの考えに一応賛成です。

今現在殺人などの重大事件で最長25年、
遺族からすれば短いと思われるかもしれません。

そもそも時効は捜査費の打ち切りを目的としているところが大きく、
時効が無くなれば捜査本部とそこに関わる人員と費用が半永久的に
続くわけで、捜査員も増員しなければならないことになるでしょう。

極論ですが、日本人と日本に入国する人のDNAと指紋を全て
登録すれば、半分以上の事件は短期間にそして低コストで
解決出来るでしょう。

個人情報保護、プライバシーの問題があるでしょうが、
今でも裏に回れば結構情報は漏れているはずです。

漏れたときの罰則とその情報にアクセスするときの認証を
すり替えられないDNA情報にするなど非常に厳しくすれば、
手立てはあると思います。

何かを捨てなければ、他の何かは得られないと思います。