相談役の独り言

阿部運送株式会社
非常勤 相談役 阿部能久(よしひさ)
東京城南地区を中心に活動する運送会社

法人税減税案

2010-10-29 16:39:59 | Weblog
日本国内の経済活性化を目的とした法人税減税案に対し、
税調がその減収分を、他のとこを増税して穴埋めしようと画策しています。

本来、日本国内で事業を営む総コストが海外より高いことが問題で、
今回はそれを下げて国内の産業投資を増やそうというのが主旨で、
それが上手くいけば赤字の企業が黒字化したり、
新規事業の活性化により税収が増えるはずなのです。

それを別のところに付け替えればその影響を受ける産業は冷え込み、
今よりコスト構造が悪化してしまうことは、
市場経済の中で生きている私達にしてみれば火を見るより明らかです。

ところが、役人は自分で自分の食い扶持を稼いだことが無い別の次元の住人なので、
僅かに経済産業省がそのことに言及していますがこのことが全く理解できていません。

今は国がコストを負担して、国内産業を活発にすることが先決です。

国民を良い方向に行きそうだという気分にさせなければ、
企業も個人も財布のひもを緩めることはしませんよ。

お役人さま~

フリーマーケット参戦!

2010-10-28 15:43:53 | Weblog
私はごちゃごちゃ物が溢れている状態が嫌いです。

要らないものが溜まってくると捨てるのはもったいないので、
フリーマーケットに出て欲しい方にお分けしています。

最近、いつの間にか増えた不用品が目に付くようになったので、
久しぶりに出展することにしました。

主な物品は妻の衣服で、知らない間に知らない服が増え、
着なくなったものが沢山あります。

「その服いつ買ったの?」と聞くと、
返ってくる常套句は「前から持っていたやつよ」なので、
こちらももうそれ以上の詮索はしないことにしました。

まだまだ十分着られるものばかりなので、
誰かが着てくれれば服たちも本望でしょうから、
100円均一で出品するつもりです。

このフリマは、物品処分の効用だけでなく、
売り買いの行為がレジャーのような楽しみでもあるのです。

時代遅れの携帯電話

2010-10-27 12:15:15 | Weblog
先週携帯電話が壊れ、ドコモへ修理に持っていきました。

修理するのに5,250円掛かると言われ、
使用年数を聞けば3年9ヵ月も経っているとの返答。

それならば買い替えを考えようかと思い、
最近の機種を見てみるとみんな液晶画面が大きく
本体も今のものより大きく重いものばかりでした。
仕方が無いので修理をお願いすることにしました。

今はスマートフォン然り、
電話以外の機能を充実させたものが主流で
もはや携帯電話ではなく携帯端末になってしまったようです。

携帯電話が出始めたとき私が予想していたのは、
子供の頃に見た実写ロボットテレビドラマ「ジャイアントロボ」に出てきた、
ロボットを操る大作少年が腕時計状の端末のように
「非常に小さく音声で操作できる端末」だったのですが、
それとは別の用途、目的へ変わっていくようです。

私のように電話機能、おまけでカメラがついているぐらいで十分の人間は、
「らくらくフォン」へ行かなければならないようです。

暴力団不当要求防止責任者講習

2010-10-26 20:48:27 | Weblog
今日の午後、表題の講習を受けてきました。
警察とその天下り組織である財団法人暴力団追放運動推進都民センター主催のもので、

大企業からうちのような中小企業さらには街の飲み屋まで、
暴力団が「しのぎ」を稼ぐためなんでも仕掛けてくる不当要求に対し、
いかに対応するかを教えてくれる有意義な講習でした。

ただ天の邪鬼な私からすると、パソコンのウィルスを撒き散らす輩と
それを防ぐために有料のウィルソフトを売る「正義の見方」たちと
同じ構図に見えてしまいます。

都民センターのかれらは警察の天下りで、
確かに内容は市民にとって有効なものだと思いますが、
彼らのために暴力団の不当要求防止責任者講習が法律で決められ、
それを行うことによって彼らの「しのぎ」が構成されているように
曲解してしまいそうです。

確かに有り難い講習でしたが、なにか釈然としない気持ちが残ります。


結婚記念日

2010-10-25 18:13:26 | Weblog
先週の金曜日10月22日が私達夫婦の21回目の結婚記念日でした。
付き合いだした頃から計算すると25年を超えるわけで、
ひとつ屋根の下で暮らした月日は親よりも多くなりました。

そのお祝いで翌日に浅草の京料理店へ出かけました。
この店はお出汁の美味しい店としてテレビで紹介され、
去年の結婚記念日に訪れて以来2度目の訪問でした。

その料理は、ただ古い仕来りを踏襲するものではなく、
もみじ形に切った小さいパプリカのピクルスや
あこう鯛の皮目に熱した脂を掛けてうろこをパリパリにして、
中華風のドレッシングで味付けした料理など、
目と舌に新鮮な驚きを与えてくれるものでした。

こんな美味しいお店でもこの不況は深刻で、
お客さんが1組しか予約がない日には
常連さんに電話して来店をお願いする事態にもなっているそうです。

養殖ものを一切使わず実直に料理に取り組んでいる店でさえ、
このような客の入りでは大切な食文化が廃れてしまいます。

なかなか行けませんがせめて年に2回は伺いたいと思います。
  

苦あれば楽あり

2010-10-22 19:00:34 | Weblog
下半期の11、12月に新規の取引が目白押しとなりました。
リーマン以来落ち込みに落ち込んだ売上が
これで回復基調に向かうことはほぼ確実な情勢です。

営業努力なのか、競合他社の敵失なのかは定かではありませんが、
長いトンネルが終わって日の当たる場所に出た心境です。

約2年塩漬けになっていた車両を車検に通したり、
ドライバーを募集したりと慌しくも嬉しい悲鳴を上げています。

しかしながらここで安心するのは禁物で、
今は「苦あれば楽ありの」順番ですが、
次に巡ってくるのは「楽あれば苦あり」を覚悟しながら、
地道に営業活動を続けていきたいと思います。

ばかとはさみは使いよう

2010-10-21 10:43:27 | Weblog
日本刀は人を斬る為の道具です。

極論すれば私のやっている居合いは、
相手に斬られずに相手を斬る修行です。

そこで重要になるのが刀の扱い方。
刀は斬る機能を追及した究極の道具です。
刀の反り、刃の研ぎなど先人の知恵と技術の結晶です。

斬れるように作られた道具で巻き藁を斬っているのに
なかなか上手く行かないことがあります。
なぜなら、その間にその道具を使う人間が介在するからです。

つまり、その人間に不具合があるのです。

上手く斬ってやろうと力んだり、
正しい使用法を守らなかったり、

力の無い女性が刀の重さを使って無心で振り下ろしたほうが、
よっぽど斬れると思います。

何を言いたいかといえば、刀に任せて仕事をさせましょうと言うことです。

“おばかな人”でも適材適所で使えば役に立つし、
道具もその本来の機能を全うしてやれば有用だということです。

肝心なのはそれを使う人なんですね。
それは、社長の大きな役目のひとつです。

安物買いの銭失い

2010-10-20 12:46:57 | Weblog
私の社内での履物はサンダルです。

役所のおじさんよろしく格好は良くないのですが、
楽だし蒸れないしとても快適なのです。

そのサンダルはいつもABCマートで買っていますが、
毎日使いますので持って10ヶ月早いものは6ヶ月でだめになります。

そろそろ交換の時期になりましたので、
五反田のTOC内にあるABCマートのアウトレット店に買いに行きました。

今までは爪先が露出するタイプしか売っていませんでしたが、
今回見つけたのはレザー製のクロックスタイプのもの。

ただし、売れ残りの処分品のため価格は半額以下なのですが、
くすんだアーミーグリーンでスラックスには合わない色目でした。

値段に釣られ買ってしまい少々後悔気味でしたが、
良い案を思いつきました。

それは、最近流行っている使い古した皮革製品をリニューアルするための
「染めQ」という塗料のスプレイで塗りなおすこと。

手軽に染められむらも出来にくいとのうたい文句を信じ、
それでブラウン色に変えることにしました。

昨晩早速挑戦しましたが、大失敗!
塗料の量は全然足りないし、
酷い色むらで履ける代物ではなくなってしまいました。

これからは小銭を惜しまず、
手間とムダを省き、
既製品で気に入ったものを探すことにします。

スプレイで

嗜好品の税金

2010-10-19 18:54:56 | Weblog
たばこが大幅値上げになり、
うちの社内でも禁煙を考えている人が結構います。

前にも書きましたが、たばこは百害あって一理無の嗜好品ですので
欧米を始め高税率の国が多いようです。

私の好きなお酒は「百薬の長」とも言われ、
少量呑む分には体には良いと思います。

しかしながら、度が過ぎれば間違いなく有害となります。
たばこだけ責めてお酒はお咎め無では片手落ちですので、
この際便乗値上げで酒税もアップしますか!

そうなれば私は高額納税者ですね。

ただし、その代わり酒税はアルコール度数を基本とし、
本当のビールと発泡酒や第三のビールの税額を下げ、
我慢しているお父さん達に好きな銘柄を選ばせてあげたいものです。
  

灯台下暗し・・・

2010-10-18 17:17:28 | Weblog
昨晩、妻と7時近くなって急遽外食をしようということになり、
行きつけの店に電話したり近所の知っている店を回りましたが、
みんな満員で入れませんでした。

次善の策で気にはなっていたのですが、
入ったことが無い繁華街から外れたイタリアンに行ってみました。

全16席、オーナーシェフとフロアの若い男の子二人の店で、
鳥取の契約農家から仕入れた鮮度が良く濃い野菜と
天国に一番近い島モルディブ産の鮮度の良いエビ、
繊維が崩れるほど煮込んだ肉と良い塩梅の上品な味付けで、
値段もお安い素晴らしいお店でした。

荏原町の外れにこんな美味しい店があるとは、
まさに灯台下暗しです。
これでまた1軒近所のおいしいお店が増えました。

人間も50年やっていると保守的になり勝ちですが、
いつまでも冒険心を持って新しいこと・ものには
チャレンジしなければいけませんね。