相談役の独り言

阿部運送株式会社
非常勤 相談役 阿部能久(よしひさ)
東京城南地区を中心に活動する運送会社

日本国デフレ化計画

2010-05-31 22:52:01 | Weblog
巷ではランチ、外食、居酒屋、衣類などなどあらゆるものの低価格化が進んでいます。

ところが、税金や公務員給与などの政府系コストは、
その流れに全く無頓着で高止まりしたままです。

そこで、この不況を打開するための打開策を考えました。

まず、世界的に見ても異常に高い法人税を20%にし、
さらに全国に売れ残っている工業団地に進出した企業に対して、
10年間の期間限定で固定資産税無し!法人税は10%!の
投資促進特区とするのです。

そうすれば、海外に設備投資をしていた企業も結構戻り、雇用が生まれ、
そこで暮らす人たちの消費も盛んになります。

生活が安定すれば、子供をもうける意欲も増し、
みんなに笑顔が取り戻せるのではないでしょうか。

そんなに簡単には行かないよとのご意見もあるかと思いますが、
上昇し始めた中国の人件費や社会情勢などを考えたときに、
日本で製造するほうが比較優位だとの判断をする賢明な会社は必ず出てきます。

損して得取れ精神で政府も真剣に考えてほしいものです。

やりたいこと その二

2010-05-28 14:47:19 | Weblog
今の国会の混乱ぶりを見ていると、暗たんたる気持ちになります。
本当に日本国のことを考え真剣に行動している国会議員が、
どれだけいるのでしょうか?

民主党は政権を獲る前に「シャドーキャビネット」と称して、
与党になったときを想定して首相、大臣を決めていました。

本来、役割分担したならばその果たすべき任務の中身や方向性を、
決めておかなければならなかったのに、
お互いを大臣名で呼ぶだけの「与党ごっこ」だったようです。
彼らは名声、地位が欲しいだけなのでしょうか?

今の日本は厳しい国際情勢の中でそんなことをしている場合ではありません。

彼らがやらないのなら、私が微力ながらお国のために
お手伝いしたい気持ちで一杯です。

私にその力があるかどうかは判りませんが、
その思いでは彼らより上だと断言できます。

秘策としては、“脱”官僚も大切ですが、
その道のエキスパートである彼らの頭脳と知識を有効に使うのが、
最善の策だと思います。

やりたいこと その一

2010-05-27 21:07:05 | Weblog
去年から始めた着物ライフで感じるのは、男物の色目の少なさ。

男の魅力を増すには黒、グレー、紺、茶などの渋い色目が良いのでしょうが、
そういうタイプで無い私のような男性もいるはずです。

実は今日もリサイクル着物のたんす屋さんのセールに行ってきましたが、
相も変わらず面白みのない色ばかりです。

その帰り道に思ったのは、探しても無いなら自分で作るしかない。
同じように困っている人もいるので、その人たちのために
出来るだけ安く綺麗な色目の男着物を販売する店を作ったらどうか。

着物生地は地方の呉服屋さんのデッドストックを安く買い付ける。

実店舗を持たずインターネットショップにし、
希望者には阿部運送の事務所にサンプルを置き、現物確認してもらう。

既製品とオーダー品の2本柱で、縫製は人件費が安く
最近技術がアップしているベトナムに発注する。

そうすれば日本の着物文化を受け継いでいくことができるのではないかと、
考えるだけでわくわくして楽しい気分になります。



自民党のほうが良かった?

2010-05-26 16:43:07 | Weblog
自民党から民主党に政権が交代し、
鳩山さんに大きな期待が集まりました。

ところが、普天間基地問題を始めいろいろな問題で、
支持率は下がる一方です。

しかし、良く考えてみると今民主党がやっているのは
長年の自民党政権が行なった間違った政策の残務処理でしかありません。

国政を担う議員たちは、所詮多数決の論理でしか政策を決定できません。
国民新党が無理やり通した郵政法案を見れば明らかです。

国民に大分不満が溜まっていますが、あそこで政権交代が無く
未だに自民党政権が続いていたほうが良かったと思っているのでしょうか?

自民党のような密室でものが決まる料亭政治より、
民主党の影で糸を引く人が誰か分かる独裁政治のほうが
未だましな気がします。


新聞や世論調査で、次の参院選の投票先のアンケートがありますが、
自民党が実質瓦解した今、それを選ぶ選択肢はまずありません。

ここは目をつぶって民主党に投票し絶対多数与党にして、
連立を組む社民党と国民新党を外せるように促すのが得策かと思います。

すぐに良くなることはありませんが、
もう少し長い目で見たほうがわたしは良いと思います。

無料企業診断

2010-05-25 15:27:11 | Weblog
同友会の会員の紹介で無料企業診断を受けることにしました。

あまり良く話を聞かないで安請け合いをしてしまい、
その母体が今話題になっている独立行政法人のひとつの
中小企業基盤整備機構が開いている、
中小企業大学校であることが今日分かりました。

ブログでも独法を原則全廃にしろと言っていた私が、
そのお仕事に協力するのは何事か!とお叱りを受けるかもしてませんが、
今現在あるものを有効に使わなければ、
それこそ税金の無駄遣いになってしまいますので
ありがたく利用させてもらうことにします。

その診断とは中小企業診断士の研修生がその先生と一緒になって、
中小企業経営の外部環境と内部環境を総合的に分析し、
経営戦略を策定し提案してくれるのです。

民間のコンサルに頼めば100~200万円ぐらい取られる内容です。
うちにとっては大変ありがたいことですが、
これも民業圧迫と言われれば表立って反対できない案件ですね。

みなさん、ごめんなさい。

総会屋

2010-05-24 17:19:26 | Weblog
毎年のことですが、この時期になると所属している
いろいろな会の総会ラッシュとなります。

さらに、自分の会社の総会もあるため大変です。
また一番難儀なのが総会後の懇親会です。

大勢の招待者が乾杯前に代わる代わる挨拶に立ち、
世界不況の話から始まりだらだらと話をするのです。

たまたまある会で私が懇親会の司会に任命されたため、
理事長に挨拶をお願いするところで、「すでにピールが注がれていますので、
泡の消えないうちに手短にお願いします」とやってしまいました。

こじんまりした会で理事長も理解とジョークの分かる方で
「阿部さんから言われましたので手短に話します」と
笑顔で応じてくださり、楽しい懇親会となりました。

これくらい度量の大きな方がトップになる組織は、
健全でちゃんと利益を出しています。

ダメなところは、組織自体もダメなようです。

開眼!?

2010-05-21 11:57:09 | Weblog
居合いを始めて3年が過ぎ、先生の仰る体の緩みというものが
おぼろげながら理解できるところまでたどり着きました。

そんな折、昨晩びっくりするような出来事がありました。

勉強会に引き続き懇親会をやった後の帰り道、
前から来る人とぶつかりそうになった瞬間、
左半身が崩れるように緩みその衝突を回避したのです。

今までであれば、正面を向いている腰のラインに対して
左肩をツイストさせる動きで避けていたのですが、
この日は違いました。

無意識に体が反応したのです。
これはまさにうちの会が追求する動きそのものです。

運動神経が鈍く、呑み込みの悪い私でも、
精進すればそれなりにはなるのですねぇ~

ちょっと、感動しました。

悲喜こもごも

2010-05-19 19:53:36 | Weblog
私は食道楽の上、お店屋さんの人と会話をするのが大好きです。
そのため、知り合って7~8年になる仲の良い鮨職人さんがいます。

彼と出会ったのは西新橋のお店で、
そこが潰れた後、移る店移る店の常連となり今に至っています。

そして今、彼が勤める神田のお店が今月一杯で閉店することになりました。
オフィスビルの地下1階にある店で、
売上の殆どをそのビルのテナント会社に依存していましたが、
この不況で法人需要ががた落ちとなり、我慢の限界を迎えました。

もうひとつ、家の近くで月一回ほどのペースで通う
美味しいお鮨屋さんがあります。

そこは昔ながらの仕事をした江戸前鮨を出す店で、
客単価はひとり1万円ほどの高級店です。

この金額は非常に高価ですが、鮨の美味しさを考えると決して
コストパフォーマンスが悪いわけではありません。

高いけどまた食べたくなる美味しさで、
それを食べると非常に幸せな気持ちになるのです。

カウンター10席だけの小さな店ですが、
先日食べに行った時も満席の大盛況でした。

昭和医大のすぐ傍というロケーションの良さもありますが、
美味しいものを出す企業努力を忘れてはいけません。

同じお鮨屋さんでもこれだけの差があるのです。

うちも見習わなければなりませんね。


柔よく剛を制す

2010-05-18 23:40:59 | Weblog
タイトルの言葉は、柔道の極意を表しています。

力ではな無く柔らかさが勝つ。
筋力の有る相手に対して力の戦いに持ち込まず、
相手の力を利用して対抗する戦い方です。

かの宮本武蔵が一番苦手としたのは意志の無い動きをするもの。
彼を相手にした敵が仕掛けようとする動きには、敏感に察知し対応し生き残りました。

ところが、林の木の枝に重しを付けたひもを何本も吊るし、
それを動かして敵対動作をすることは非常に困難であると記されていました。

なぜかと言えば、吊るされた重しには意図、起こりが見えないからです。
うちの居想会が目指すのは、まさにこの動きです。

何が違うのかと言えば、力に頼らない自然な動き。
自然な動きとは、力に頼らない動き。

禅問答のような言葉ですが、今言えるのはこれだけです。
とにかく、倒れるように敵のほうに体重移動をしつつ、
敵に攻撃を仕掛けるのが一番有効なようです。

下手な考え休むに似たり

2010-05-17 22:47:03 | Weblog
一昨日の日曜日、潮干狩り第二弾に江川海岸へ行ってきました。

今回は大漁でその上、3年物の大粒がザックザック採れ、
超過料金を2,200円も支払う事態に陥ってしまいました。

なぜ、たくさん採れたかと言えば、
漁協のおじさんに「どのあたりが採れるの?」と聞いて、
親切にもその場所を教えてくれたからです。

何年も来ていて、なぜそんなことに気がつかなかったのかと後悔しきりです。
今まで何の論理的根拠も無ないのにあれこれ自分勝手に想像して、
訳のわからないことをしてしまいました。

「答えは現場の人が知っている」を肝に銘じて、
会社も人生もやってきたいと思います。