相談役の独り言

阿部運送株式会社
非常勤 相談役 阿部能久(よしひさ)
東京城南地区を中心に活動する運送会社

私はクレーマー?

2010-08-31 20:01:52 | Weblog
この前の土曜日健康診断を受けてきました。

本来は9時からの開始の検査ですが、
混雑緩和のため8時30分前から始まるのを知ったいた私は
8時45分には現地に到着しスムースに検査をこなして行きました。

ところが、レントゲン車での胸部レントゲンと
バリュウムを飲んでの胃部検査で混雑に巻き込まれました。

車の入り口には、スリッパの数での乗車制限があり、
混雑をさばくための決まりごとが明確になっていました。

ところがその指示通り乗車してみると、
スリッパを履いていない人も順番待ちをしている無秩序状態。

ムッとしながら、何が起こっているのかと観察してみると、
胸部レントゲンと胃部レントゲンの検査を受ける2通りの人がいました。

放射線技師とその受付をする女性がそれぞれ一人しか配置されておらず、
時間のかかる胃部レントゲンの間に一人30秒ほどの胸部レントゲンの
お客さんをさばく超過密スケジュールで対応していました。

不審に思ってこの2つの検査が並行で出来る機能があるのかと聞いたところ、
能力的に可能だとの回答を得ました。

まだ正式な検査開始の時間になっていないにも関わらず混雑している状況を考えれば、
うちの社員を含め真面目に周知された時間に来る人たちは、
この段取りの不手際による大渋滞に巻き込まれることは火を見るより明らかです。

自分の検査終了後、クレームの電話をこの検査を担当している医療法人に入れ、
即時にレントゲン技師を増員し、別々のラインで胸と胃の検査をする体制に変えさせました。

うちの会社もそうですが、仕事の合間にこの検査を受けにくるドライバーたちが大勢います。
彼らには1分でも早く現場に戻してやりたかったのです。

これは、いわゆる“クレーマー”ではないですよね?

ユニフォーム問題

2010-08-30 16:35:29 | Weblog
うちの会社は、夏と冬の2パターンのユニフォームを
社員に貸与しています。

その目的は他の運送会社の社員とビジュアル上の区別をすることと、
会社のコーポレートカラーとデサインの服装で統一しアピールするためです。

通常より多めに枚数も支給しているにもかかわらず、
その会社のユニフォームを着ていない社員が見受けられます。

業務は阿部運送の社員として行なっているわけで、
その業務の間はユニフォームを着ていなければならないことが
浸透していないようです。

会社としては断固として業務時間中の着用を
喚起していかなければなりません。

ところが、所属する居想会で私は逆の行為をしてしまいました。
会の指定する稽古着があるにもかかわらず、
それに関する注意を自分の都合のいいように解釈し、
別な袴を着用していました。

会社では社員の同様な問題で自分が困っていながら、
居想会では自らがその問題の原因者になり
会に迷惑をかけてしまったことを猛省しています。
    

もういい年ですので、
もう少し思慮深い人間になるべく努力していく所存です。

自民党のほうが良かった?パート2

2010-08-27 19:12:15 | Weblog
自民党の派閥闘争も見ていて嫌になりましたが、
つい先日、金絡みで首相を辞めた鳩山氏と幹事長を辞めた小沢氏が、
そのみそぎも済まないまま、つるんで権力を手に入れようとしている姿は、
怒りを通り越して呆れるばかりです。

国民は自民党のあまりのふがいなさにノーを付きつけましたが、
その消去法で選ばれた民主党も同じ穴のむじなだったというわけです。

さらに、万一、小沢首相誕生の事態になれば、
国民は民主党を見放すでしょう。


最悪のバッティング

2010-08-26 16:05:00 | Weblog
以前から既存のお客様へ営業を掛けていましたが、
ついに8月27日のパワーゲート(荷台の昇降リフト)付き
2t車チャーターを先日受注しました。

このパワーゲート付き車両のチャーターはうちの中では大変珍しく、
やっとこの車の出番が回ってきたかとほくそえんでいたところでしたが、

本日、最近お取引を始めたお客様から、
明日のパワーゲート車チャーターのお声がかかりました。

今まで1年に一回もチャーターが無かった車に、
同日2件の依頼が重複するとはなんと言う間の悪いバッティングなのでしょうか!

別な会社に依頼することも考えましたが、
新規取引をいきなり丸投げすることは出来ず泣く泣くお断りしました。

お陰で月間に15回以上発生したであろうチャーターを逃してしまいました。
こんなに仕事が無いご時世に、仕事をお断りするなんて残念でなりません。

恐ろしい業界

2010-08-25 16:07:10 | Weblog
先日タクシーに乗ったときに驚くべき話を聞きました。

少し前にタクシードライバーの低賃金を改善するために行なわれた
運賃値上げと過当競争を低減するための参入規制が、
謳われていた目的を果たしていないという事実です。

本来は値上げされた料金で賃金を上げるはずが、
値上げによって客離れが起き収入減少となり
給与体系は変更されていないため賃金も減っているそうです。

この規制強化で誰が得をしたかといえば、
タクシー会社の経営者です。

彼らの会社の売上も当然落ちてはいますが、
新規参入者の脅威と低価格戦略などの新サービスを提供し
経営努力をしていた意欲的な会社が否定され、

大手とそれなりの中堅企業が自助努力無しでも存続できる
旧態依然の業界秩序が保全されたのです。

こんなことがあっていいものでしょうか?
もっと規制緩和すべきだと思います。

究極の地方振興策

2010-08-24 16:26:35 | Weblog
長年にわたる自民党の道路やダム、箱物などの
中央依存型の地方振興策により、
地方は小鳥の雛よろしく口を開けて待つことが習い性となり、
自分達で考えることが出来なくなりました。

本来はこの「国にしてもらう」考え方を
抜本的に直さなければいけないのでしょうが、
地域分権もなかなか進みません。

そこで考えられるのが、国外に逃げないインフラを地方に配置し
その機能維持のための要員で雇用を作り出すことです。

具体的にはまず食糧危機に対応した高効率の大規模農牧場、
それから石油危機に対応した風力・太陽・地熱・原子力などの発電施設、
そして風光明媚で空気も綺麗なところに立地する老人介護施設、
最後に犯罪者を収容する刑務所などなど、
考えればいろいろなもののの可能性があります。

都会者の都合のいい押し付けの面も否めませんが、
冷静に考えれば決して悪い話ではないと思いますが。

カラス対策の妙案

2010-08-23 16:21:15 | Weblog
うちの取引先の運送会社でカラスの被害が出ています。

荷物を一時保管し積み込むための施設は、駅のホームのように
トラックの荷台の高さに調整されたプラットホームになっています。

そこには扉もシャッターも無いため、
袋に入ったペットフードやコーンスターチなどの食品を放置すると、
カラスの被害にあうことになります。

やつらはその本能で目ざとく、いえ鼻ざとくそれを見つけ、
人の目をかいくぐって袋を突付き、食べていきます。

目をデフォルメした風船や光るDVDなどを吊るしても暫くは効果が有りますが、
自分に実害がないと学習したあと、それは無力となります。

最近、画期的な撃退方法が編み出されました。
それは10センチぐらいの間隔をおきながら釣り糸を、
縄のれんのように庇から地面の1メートルのところまでたらすやり方です。

これが効果てき面で、何も知らないカラスが進入しようとすると
糸に絡まり下手をすると中摺り状態になるため、
彼らはこの怖ろしいワナがを学習し二度と来なくなるそうです。

さすがの知恵者のカラスも人間の英知(?)には敵わないようです。

居合いの道

2010-08-19 15:41:36 | Weblog
居合いを始めて3年半になりますが、
なかなか体と刀が動いてくれません。

私達の会では、以下の3つの稽古方法を取り入れています。
ひとつは仮想敵を想定して行なう素振りや形稽古。
ふたつめは、木刀を使い相対する敵に対して間合いや体捌きを体感する剣法。
そして、刃筋を確認するため畳表をまいた巻き藁を真剣で斬る試斬。

剣法と試斬は最終的に正しい居合いの動きを体得するための
ひとつの要素と位置づけられています。

それを分かっていながら人間と言うものはいやらしいもので、
剣法や試斬で上手くやってやろうとスケベ心が起き、
つい力が入ってしまうのです。

おそらくみんなが通る道ですので、
ここを無事通過し力に頼らない
最短最速の体の緩みを使ったうちが目指す動きに
一歩一歩近づきたいと思います。

それにしても試斬で巻き藁をスパッと切れたときの快感は、
なんともいえないものです。

人間の器

2010-08-18 16:47:09 | Weblog
日頃からいろいろなことが気に掛かる性質で、
ひとこと口をついて出てしまいます。

プライベートの場合、そういう性格と片付けられますが、
社長業の場合はそう言っていられません。

大所高所に立ち、大切なことにだけ指示を出し、
細かいことは担当者にまかせ口を出さないようにしなければなりません。

ところが、なかなかそれが出来きないのです。
頑張って努力すればそうなれるのか、
それとも持って生まれた人間の器なのかは定かではありませんが、
私には後者のような気がします。

それでもやれるだけは、やってみます。


高速渋滞対策!

2010-08-17 16:47:20 | Weblog
私は妻が出勤と言うこともあり、
このお盆休みは自宅で居合いの自主稽古と
家の外壁を高圧洗浄機で綺麗にすることに勤しみました。

今年も高速道路が大渋滞をしているニュースをテレビで見ていましたが、
ここでふとした疑問がふたつ。

ひとつは、このニュースは誰へ向けて配信しているのかという疑問。
現地で渋滞にはまった人が見ても意味はありませんし、
車で出かけず渋滞に巻き込まれなかった人たちが、人の不幸を喜ぶものなのか?

もうひとつは、片側の車線は大混雑で、反対側はがらがらの不経済さ!
アメリカのハイウェーは場所にも寄りますが、
中央分離帯がコンクリートで出来た塊で、
事故などがあると反対車線にそれを押し出し通過車線を確保します。

日本の高速道路の建設費はべらぼうに高いのですから、
同じように車線を有効利用する方法を考えたらどうでしょうか?

頭の良い官僚達が文殊の知恵を出し合えば、
物理的にはそんなに難しいことはないかと思えるのですが・・・