過去に生きる人、今を生きる人

うちの近所のご主人で、
一部上場企業の重役をされていた方がいるそうです。

綺麗な女性以外の顔を覚えられない私は、
その方と道でお会いしても全くわかりません。

先日、彼と顔見知りの妻が表でご挨拶をしたところ、
私が彼とすれ違っても挨拶しない苦情と、

自分の送迎ハイヤーを家へ横付けするのは控え
おくゆかしく近くで待たせていたお話をされたそうです。

私が居合でお目にかかった先輩たちには
通常ではお話のできないような方々もいますが、

リタイアした後自分のしたいことをして、
楽しそうに今を語る方たちでしたので、
このギャップにびっくりしてしまいました。

私の出会った先輩たちが珍しいのでしょうかね。
見習いたいと思います。

不測の事態

人生は何が起こるかわかりません。

私も自分の誕生日２５日に不覚を取り、
怪我をしてしまいました。

御嶽山では秋晴れの中登山をしている人が命を落としました。

池波正太郎も言っていましたが、
人生の中で確実なことは
遅かれ早かれ必ず死ぬことだけだと。

前向きに考えれば、
“不可能はない”ということ。

外税の恨み

消費税増税後、日用雑貨や食料品など安売り競争をしているお店は、
外税表示が多いように思われます。

おそらく品選びをする際に高い印象を与えたくないとの思惑でしょうが、
それはお客の立場ではなく売り手の都合による発想です。

消費者からすると外税なのは分かっていても、
会計の際、課税された金額に思わず「むっ」としてしまうのです。

これはある意味お店に対する感情的な“恨み”となって
お客の心の中に蓄積され、

何かのきっかけで爆発したり、
お店を変えるきっかけになったりするかもしれません。

逆の内税、総額表示は潔く親切で好感が持てます。

ささいな金額と侮るなかれ、
人は恩は忘れても恨みは忘れないのです。

ちょっとそこまで

老犬介護もなくなり、身軽になった私たち老夫婦は、
久しぶりに日帰り旅行に出かけました。

行き先は箱根。

ちょっと奮発してグリーン車に乗り、
西大井から横須賀線で横浜まで出て、

朝食に崎陽軒のシウマイ弁当とビールを買い込み、
東海道線で小田原へ到着。

箱根湯本まで小田急で移動し箱根登山鉄道に乗り換え。

九十九折の軌道は梅雨の時期は紫陽花の名所ですが、
初秋の晴天も木漏れ日が綺麗で森林浴の気分です。

のんびり山を徒歩で歩いた後、
湯本まで戻り“はつ花”で、
板わさに冷酒、蕎麦で締めて昼食を終わらせ、

川べりでのんびりと過ごして帰路につきました。

いいお休みでした。

すくむ世間

先日の都議のセクハラ平場発言が波紋を広げています。

セクハラの概念は今までの男社会になかったもので、
最近発言力を持ち始めた非常にセンシティブな問題です。

同じことをある人が言っても問題にはならず、
別な人が言ったら咎められる受け手主導の感情的なものです。

人を気遣うことはとても大切なことですが、

うっかりとしたことも言えない
非常に生きにくい世間になってきました。

もずく永眠

ほぼ丸６年飼っていたうちの犬“もずく”が永眠しました。

一昨日まで夜鳴きが酷く、何度も起こされていましたが、
昨晩は一度も鳴かずぐっすり眠れました。

今日は給与明細支給日のため４時に起きましたが、
既に息はなく体はまだ温かい状態でした。

苦しんだ様子もなかったので、
老衰の大往生と言えるのではないでしょうか。

便利な時代で車による訪問火葬サービスが自宅まで来てくれますので、
明日荼毘に付す予定です。

デング熱流行

代々木公園から発症したデング熱感染がどんどん広がっています。

今年から始まったように報道されていますが、
実は前からあってデング熱と診断されなかっただけではないのでしょうか。

感染しても発症、重症化する人も少なく、
デング熱に詳しくない医師は別な病気と誤診し、
そのまま治っていたのではないでしょうか。

日本も温暖化で亜熱帯化し、
日本になかった感染も増えるでしょうから、

お医者さんたちはもっと頑張って勉強して、
知らない病気の知識を増やしてほしいものです。

馬脚

東京都議会の「男女共同参画社会推進議員連盟」会長に就任した
自民党の野島善司議員が「平場なら結婚したらどうだ、と僕だって言う」と発言しました。

彼は「議場だから問題で普段なら何ら問題がない」と認識していて、
セクハラに関しての知識を全く持っていないことが露呈しました。

与党自民党が選んだ会長がこの程度ですので、
東京都の男女共同参画社会推進なんてものは、
都民に対してアピールするだけのお飾り運動です。

危険ドラッグ

また、危険ドラッグを摂取した人が車を運転して事故がありました。
幸い軽微な事故で済んだのが不幸中の幸いです。

最近の若者たちに相当蔓延しているようで、
早急な対策が望まれるところです。

素人考えですが、この危険ドラッグを薬事法で
縛ることはできないのでしょうか。

後から後から出てくる新しいドラッグを取り締まる
“いたちごっこ”にケリをつける、
一番効果的な方法だと思うのですが。

被害者は加害者

家電量販店でミニスカートにハイヒールを履き、
前かがみで商品を見るふりをして盗撮を誘い、
それをネタに恐喝した３人組が逮捕されました。

現代版“美人局”ですが、
それにしても去年６月から２０人近くの
盗撮犯の被害者がいた事に驚きを隠せません。

彼らからすると盗撮は、
ほんの軽い気持ちの出来心で、
犯罪行為の認識は非常に薄いのでしょうね。

これを見習って警察が婦警を使っておとり捜査したら、
効果的に盗撮犯を検挙できるのではないでしょうか。

何でパンツにそんなに興味があるのかなぁ・・・