―Perfumeが銀幕デビュー!映画「モテキ」で幸世とダンス(ナタリー)
劇場版のストーリーは森山演じる主人公・藤本幸世がニュースサイト「ナタリー」編集部に入社し、恋や仕事に不器用ながらも奮闘するという内容。長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子が新ヒロインとして登場する。(上記記事より一部画像及び記事引用)
なんと幸世が働いているのがナタリー!?キチガイが集うという文科系キチガイエリートの巣窟といわれるあのナタリーで働いているのですか!しかも今度のサントラには岡村ちゃんやモモイロクローバーなどといったある種あざとい、でも解っている!って嬉しくなっちゃう人選。さすが、大根監督!
でもこのミュージカルシーン大丈夫なんだろうか。ドラマ版「モテキ」に対しては基本的に全肯定だけど、あの第3話「恋はいつも幻のように」のミュージカルシーンは楽曲の選曲も演出も微妙だったと思うんだけど…ダイエットに成功して、時勢で一番好きになったという小宮山夏樹との初めてのデートに心が躍る幸世の心情を表現しているシーンのはずだけどそのシーンでPerfumeの「Baby Cruising love」ってどうなんだろうか。どうにも単純なデートへの期待以外のネガティブなものも感じさせると思うんだけど。
そしてその演出。浮世離れした心躍るシーンのはずなのに(だからこそドラマの中では異質なミュージカルシーンのはず。ドラマ「モテキ」では多くのJPOPがかかるけど、ミュージカルシーンになるのはこのシーンだけ)、何故か足音など”地の音”をわざと入れてる。マスゲームとか演舞とかじゃないんだから、何故に足音とかを入れたんだろうか。あれはミュージカルって言う演出の効果を一気に削いで、興ざめだと思うのですが。そしてそもそもミュージカルシーンと呼ばれてはいますが、単純にダンサー、森山未来くんが踊っているだけです。歌って、踊ってこそミュージカルだろうがと。
もう「Glee」のパクリとかで十分なので、映画版はちゃんとしたミュージカルシーンになっていることを期待いたします。