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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ を観た

2018-06-21 | 備忘録
『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』を観た。
石井裕也監督の作品の中で一番面白かった。

冒頭からスプリットスクリーンとかカットを切り替えまくったり、
カット切り替えのリズムがとっても良くて、
映像自体も結構遊んでいて、
映像だけ見ていてもとっても楽しかった。

正直『僕たちの家族』とか映画館で観た時、
どうしようかと思うくらいつまらなかった。

小賢しい男と小賢しい女の恋愛というよりも
分かり合っていく過程というか、
単なる恋愛にならずに、観ていて面白い。
周りの人生を甘くなく描く感じで
社会批判的な部分もあるので、
そういうところも含めて人を選ぶけれど面白い。

見知った渋谷や新宿の街を
嫌いだと言って歩き続けて会話する二人。
ラスト、本当に良いラスト。

勝手に、石井裕也監督が前妻との関係でダメになっていたけれど、
本作で吹っ切れたのだと勝手に思っていた。
本当に良かった。

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