NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

イエスマン

2010-05-15 | 休み
ジム・キャリー大好きだけど、サマーことゾーイ・デシャネル目当てで。『BONES』のブレナン博士役のエミリー・デシャネルと確かに似ているんだけれど、ゾーイの方が透明感があると言うか、一言で言えば凄い可愛い!


『イエスマン “YES”は人生のパスワード』(オフィシャルサイト)
イエスマン


ゾーイことアリソンがむちゃくちゃ可愛いんですが。アドリブ旅行の時の赤のパイピングコートが凄く良く似合っている一方で、戸川純をお洒落にしたような前衛バンド、ミウヒハウゼン症候群(バンド名)の時のシュールな衣装もちゃんと似合ってるところが凄い。可愛い。トゥーン調の目玉がプリントされたポップなバイクのヘルメットもちゃんと着こなしてしまう。

しかも相手役はジム・キャリー。ジム・キャリーと言えばミシェル・ゴンドリー監督×チャーリー・カウフマン脚本の大傑作ラブロマンス、『エターナルサンシャイン』があるじゃないか!こんなに可愛いゾーイがジム・キャリーとロマンスモノ!期待せざるを得ない!と言うのはもちろん嘘でよくあるハリウッドビックバジェットお馬鹿で下品だけどそれなりに良い映画系。

ジム・キャリーモノで言えば『ライアーライアー』や『ブルースオールマイティ』とかの類型。何かしらの能力を手に入れて停滞気味だった生活が一変し全てが上手く良くけれど壁に打ち当たる。そして能力以外の”気づき”でその壁を乗り越えていくと言う類型。ハリウッドコメディに限らず物語にはつきものの典型的な起承転結の類型。「ドラえもん」でも良くある類型。

この『イエスマン』は全てを面倒くさいからNOと言って避けてきた主人公が、あるきっかけで全ての選択にYESとしか言えなくなることで人生が好転すると言う筋。個人的にも経験があるし、よくあるパターン。良くも悪くも定型でそれなりに面白いし、それなりに楽しめる。ジム・キャリーのオーバーな演技も面白い。おばあさんの下ネタは家族で見るにはエグいけど。


良くも悪くも普通。普通に面白いジム・キャリーの良くある映画。せっかくのジム・キャリーもゾーイも勿体無い気もする。ビッグバジェットハリウッドコメディなのでこれが正解なのは疑いないようもにない。ここはやはりゾーイの可愛さを再確認するのが一番なのかもしれない。