２００６年０３月２９日（水）

　サスペンスが三度の飯より好きな（テレビ朝日の「土曜ワイド劇場」は除く！！あれは泥臭すぎる！！）僕にとっては「火曜サスペンス」の終了はショック以外の何物でもなかったけれども、昨日の『都立水商』はなかなか。

　水商を掃き溜めみたいに描いているところはちょっとお水蔑視かなぁと思ったけれども、ラストの啖呵で一応はフォロー出来てたかな。一番面白かったのはやっぱりはじめの学科紹介かな。ゲイバー科、ホスト科、風俗科、マネージャー科、それぞれ良く特徴を出せていて面白かった。
　加えて面白かったのは細かな演出だな。堤監督が始めた？細かな小道具の演出が堤監督のそれよりも数段肩の力を抜いて出来ていたように思う。堤監督の演習よりもあっさりしている分、目に優しいし、探す楽しみまである。


　結構良く出来ていたけれども、もっとコメディよりで、馬鹿全開でも良かったのに。その代わりお水のエリートしか入れない、とかもっと配慮が必要かもしれないけれど。

　
　オランダ辺りに行ったら、ほんとにありそう。お水の学校。