NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

2006年03月22日(水)

2006-03-22 | 休み
 今日の日経の夕刊のコラム。聖路加国際病院副院長のコラムが分からない。コラムの落ちが分からない。

 『ユーモア』というタイトルのこのタイトル。ケンブリッジ大学の医学部の日英のハーフ(ダブル?)の女性が研修に来ていた。その女性と供に一般外来をしていた時、塾通いの患者の小学生の母親に彼女がケンブリッジ大学の医学部から研修に来ていることから、その母親が質問する。以下部分的に引用。

> 「イギリスに塾なんてあるの」

> 「ないね。私は一度も行ったことがないです。」というのが彼女の答え。その

>途端にお母さんが、

> 「エーッ、塾に行かないでケンブリッジですか」

> と感心した。エリカ(研修に来ていた女性)は上等なユーモアだと思ったらし

>い。私は何も言えなかった。

> (日本経済新聞 2006年3月22日 夕刊 コラム「あすへの話題」『ユ>ーモア』聖路加国際病院副医院長 細谷亮太)

 何故研修に来ていた女性は母親の返答に”上等のユーモア”を見たのか、そして何故著者は何もいえなかったのか。おそらくは日英の文化差異に根ざした誤解がそういった受け取られ方をしたのだとは思うけれど、それが何か分からない。リテラシーが無ければ、何にも分からないのね。