「九条自由広場」

「昭和区九条の会」(名古屋)のブログです。会と市民の皆さんとの交流の広場です。ぜひ「コメント」をください。

イスラム国と安倍内閣!           平 和平

2015-01-27 12:33:30 | Weblog
 近しい友人のFBに掲載されていた投稿を紹介します。
特定秘密保護法、集団的自衛権行使容認、積極的平和主義の弊害が外交にも
影響している様子が見て取れます。 

 今朝の中日新聞によれば湯川さん殺害の情報は、イスラム国によって公表される12時間も前に、
後藤さんの妻に送信されており、官邸も、外務省も、警察庁も一部幹部は承知していたそうです。
当然、安倍さん にも情報は届いていたでしょう。

 ならば、深夜に関係閣僚会議など開く必要はありませんでした。速や かに会議を開き、対処す
べきです。それをしなかったのは安倍内閣がこの事件にまともに対応していない、証拠とも言えます。
 さらに言えば、狡猾にも深夜に会議を行うことで、国民への宣伝、政府が苦慮し、深夜も働いて
いるという、宣伝効果に重きを置いた結果で しょう。
 安倍内閣には、世耕議員という広報担当が居ますから、彼が浅知恵を働かせたのかもしれません。

 中日(他の新聞は未確認)が、報道しなければ、私も「政府は大変だなぁ」と思ったままでした。
 ここに情報操作の怖さがあります。

 秘密保護法の施行により、中日新聞の報道が<特定秘密に抵触>すると政府が言えば、今後この手
の報道はできなくなります。ここに法律を つくった政府の狙いがあります。
 また、昨日のシエアした「日曜討論」で、安倍首相が集団的自衛権の行使の事例として今回の事
件を引用したことも、彼らの政治目的を遂げるための道具のひとつとして湯川さん、後藤さんの命を
も利用するのは安倍内閣がイスラム国と同程度のレベルであることを、表明したようなものではない
でしょうか。

 今回のイスラム国事件は、このようにいくつかの注視すべき問題があります。その中でも私が最も
注意を払っているのは国民の動向です。

 この事件を利用して、極右勢力・団体は暗躍していることでしょう。
暗躍により、地方議会が変質させられないとも限りません。現に慰安婦問題では、朝日の誤報を根
拠に政府に賛成する様な「慰安婦問題再調査」の決議がされるなど、変質した議会もあります。

 じわり、しわりと日本の右傾化が眼に見えるようになってきました。
平和勢力をどうする、九条の会はどうする、私たちはどうする、辺野古で行われている基地建設に
関わる暴挙をどうする、 原発はどうするのか・・・。
 いますぐに、行動できなくても、どう関わるのか、考えませんか。
考えた方は、考えに基づき行動しましょう。声を上げましょう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿