勝ち負けに集中
だれかよりも上
自分が上
相手がした
自分より下。
トップオブザワールド
ハイクラスの生活
だれよりも褒められる自分であり
認められる自分でありたい。
だれよりも予算を得て
だれよりも成果を上げている
だれよりも、目に見える成果があって
だれからも 認められる
そこに焦点がある。
それは、
あたかも、拒食症の人にとっての一切れのパンのように
過食症の人にとっての一枚のピザのように
真に飢えた人が
絶食のあとの人がありつく
最初のおかゆの一口であったり
絶対にたべてはいけないといわれて我慢していた人の
ひさしぶりに食べるご飯粒のように
そこに意識が集中する
そこだけに意識が集中する
それ以外は、目に見えない
それ以外は、目に入らない
誰かが、それは理不尽だとか
それは不正だとか
それはやっちゃいけないことだとか
やる意味がないと言っても
聞く耳などもない
それ以外は目に見えなく
それ以外は耳に入らなく
世界のすべてが
勝ち負けであり、マウントなのだ。
自分こそ勝ち組であり、
そうあらねばならぬという
部族的信念
自分は選ばれた人
どんなに、其れ以外の
豊かな世界が 周りにひろがっていようと
わからない
囚われの身だと気づけない
その 意識に
周りを巻き込んでいく。
自分の境界線を超えて
周りを巻き込み 破滅へと誘う
それさえも厭わない
命がけで、死んでもかつのだ。
命がけで 死んでもいいから勝つのだ。