お金教という宗教
お金教という宗教
うまれるやいなや、
いきなり入信させられる
というより
腹に入っている最中から加入しているという。
ときに、その頃から、もうお金教のために犠牲になる。
お金を儲けなければいけないという教義
お金を稼がないと人ではないという、教義
お金のもとにならないといけないという、教義
このために
人は、ぎりぎりと歯をくいしばりながら、
人のために自分の時間をささげ
イライラしなくてもいいのにイライラし
死ななくてもいいのに死を選ぶ
お金のために嘘をつき
お金のために、一生をだいなしにする。
目の前にはご飯があって
となりには、必要な服があり
家があって、日が照って、
必要な空気が
大切な家族がいるのに
その幸福さには気づかず
不足にばかり目がいく
お金のために
将来かせぐお金のために
生涯かせがなければならないと
勝手に設定している
お金のために
お金のために
お金のために
お か ね の た め に。
でもふっと気づく
きっと気づく
お金のために、時間を過ごす人ばかりではないことに
お金を一番に考えて 時の過ごし方を選ぶひとばかりではないことに
お金をより稼ぐことを第一義として生きていない人のあまりの多さに
お金を、稼ぐことができるのに
お金が たんまりあるのに
けして
幸せではないひとの
あまりのおおさに
お金のために、死んでいく人の
あまりのおおさに。。
お金ではない価値に気づこう
お金ではない価値にきづこう
お金ではない価値を
お金を稼ぐ存在ではない自分の尊さに。