ニンゲンが大嫌いだった
子供のころは、
世のニンゲンがみな嫌いだった
ランドセルを背負いながら、
歩き 歩き 地面を眺めながら
「ニンゲンは嫌いだ」
「環境を破壊するし、動物は殺すし、ニンゲンなんか」
と
でも
大人になるにつれて
自分もニンゲンだと言うことに気づいた
自分がイラナイと
思っている「ニンゲン」 を 削除する
と
誰かから言われたら?
私もニンゲンだから
削除されるかもしれない。
誰かを「削除」しても構わない
と思っているココロは
誰かに「削除」されても構わない
と
思っているのでしょうか?
あなたの価値を勝手に決めて
「削除します」と言われても構わないのですか?
そんなことはないとおもいます。
誰もが
無法に
「勝手に 誰かを削除する」という
境界線を超えた権利を 有しない
ニンゲンの世界には法律があり
それが あなたの権利を守る
後出しジャンケンの
無法な世界を許してしまったら、そこから
ニンゲンの世界は終わってしまうのです。