あい 2021-02-17 11:25:06 | 散文 愛の色染めた藍色は深みを増して海につながった愛しい子どもはたゆたいながら此処ではない場所ばかりを目指して途方に暮れる日の暮れた空に烏(からす)飛びその羽の色と同化した私は夜となるあいの色見失い戸惑う幼な子に矢は放たれて赤色の糸は結ばれたひとに夢を託していまはもう昔夢を託されたひとは夜な夜な悪夢にうなされるもがき走る道は暗闇に覆われた暗夜行路のその先の光にはかえらずの灯火(ともしび)かそけき明かりを侮るなかれと藍色に染まったあなたの瞳をどうか思い出させてと夜は明けた « 仮面 | トップ | ふうせん »
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