チャコのティータイム

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話の続き

2009年11月04日 | 日記・エッセイ・コラム

とりとめのない話の続きですが、

7.8年前だったかな?

その頃は、中国人を良く見かけた。

職場にも、中国人のバイトがいた。

留学生ということで、日本語もかなり上手だったし英語も出来るし(私並だからたいした事はないけど)言葉に苦労してた私は、同類の思いだった。

ある日、その子が「あそこ、メンマジンいる」と言う。

メンマって漬物か?と思い「メンマ何処にあるの」と聞き返すと、「違う、あの子メンマジン」

バイトの指差す方を見ると、日本人ではないアジア系の顔立ちの女の子。

ちょっと考えて、「もしかして、ミャンマー人のこと?」と聞くと、「??メンマジン」

「スーチンさんと同じ?」

「そう、彼女メンマジン」と、やっと納得。

私、「ミャンマー」って世界に通じると思っていたので、初めて「ミャンマー」が日本語的発音だと知りました。

日本人が「バニラ」と外国で言うと、外国の人は「バナナ」と聞こえるそうです。

外国に転勤していった人たちとかが、何度も発音しなおしてやっと通じたとかいう話を良く聞きます。

難しいですね。

言葉と言えば、若い頃、都会に住んでた経験があります。

都会は、全国から人が集まってきます。

その頃勤めていた会社の同僚も、北海道、青森、岩手、福島、新潟、茨城、etc.出身地も様々。

みんなお国訛りを捨て、標準語で話すので田舎者なんてわかりません。

その中で一人、青森出身の子のことを、今でも思い出します。

その子は、青森出身であることに誇りを持っていましたので、標準語を話そうとしません。

「自分のうまれた国の言葉、何で直さなくちゃいけないの?ちっとも恥ずかしくない。」と、青森弁で話をするのです。

同じ田舎者として、拍手を送りつつ(心の中でです。)、でも、そこまで頑張らなくてもと思っていました。

その後、私は田舎へUターン。

あの子は、今でも青森弁で話をしているのだろうか?(もう、数十年。標準語になっていると思うけど。)それとも、青森に帰ったかな?

配属も違っていたので、音信不通ですが、時々思い出します。