風に吹かれて行こう

お米の便りを、写真でもっとわかりやすく!

宣言

2023-06-04 | 日記

 昨年秋に、何となく宣言しました。

  宣言って、何となくするモンか?

 「冬の郵便配達が終わったら、ごはん作りを覚える」と。

 

 実際には、郵便配達の終了とともに、選挙をいう非日常の期間があったので、「選挙が終わったら、いや、田植えが終わったら(笑)」と後退し、ついにその田植えも終わり、宣言というか約束の時がやってきました。

 

 今月1日から、晩ごはん作りの際に、傍らで手ほどきを受け始めています。今日が4日目。とりあえず「三日坊主」は、過ぎました(笑)。

 こんな書き方をしたら、今の若い人たちには「マジ、ありえない」と言われそうですが、生まれてこの方、そうしたことをする必要が無かったのです。

 

 でも、これからはどうなるかわかりません。自身もだし、もちろんツレもです。覚えておけば良いかもしれない、ではなく、覚えておかなければなりません。それは特別な料理ではなく、普段の、三度に三度の、日常のごはん作り。ごはん作りができるようになったら、ある意味、自立できますね。

 気長にやろうと思っています。せっかくだからいやいやではなく、何となく楽しみながら。自分を鼓舞するために(笑)、電気圧力鍋を買いました。初めて玄米を炊いてみました。そのことは、少し前の記事に書きましたが、あれっ、便りはまだ来ないですねー。便りの意味、通じているかなー(苦笑)。

 

 いつもなら、昨日何食べたっけなんて、作ってくれた人には申し訳ないような状態なんですが、この4日間の晩ごはんメニューは、しっかり頭に入っています。品数が少ないことも幸いしているのですけど。

 さぁ、今日は半日休んだし、また明日からいろいろやるどー。まずはお米の発送と草刈だー。あっ、いぢごもえっぺあげぐなってらがら、採るのさ、じがんかがるナ。はやぐおぎねば。

 おつきあいくださっているみなさん、いつもありがとうございます。

 

 


6月4日

2023-06-04 | 日記

 今朝は曇り空だったものの、昼頃から荒天の一日となりました。強く吹く風は冷たく、雨も時折強くなりました。また今日もこんな天気かと、少々ため息。でも、今までの日々の過ごし方を思って、割り切ってゆっくり休みました。

  

 自分の年齢より上の、一株のバラ。おそらく大先輩です。他界した家族の誰が植えたのか、今となっては知る由もありません。雪の少なかった今年は、つぼみもたくさんで、これから次々に咲いていきそうです。手をかけることもないまま過ぎてきています。肥料をやったこともありません。それでもその年によって咲き具合は違うものの、死ぬこと無く生き続けている…。たくましいものです。

 

 敷地内にあるモミジ。モミジの木には、(幹の中に)虫が入って、大きな穴が開き、その外観は痛々しく見えます。その穴にたくさんの蟻がやってきて、巣を作っているようです。好き好んで場所を提供しているわけでも無いと思うのですが、拒否するすべも無いですもんねー。気の毒に見えます。

 それでも、毎年たくさんの葉が出てきて、見ていると元気をもらえます。

 

 

 晩ごはんの後、車で10分弱の所にあるスーパーに行ってきました。午前に書き上げたお米の便りをコピー。昨日初物だった自家用イチゴのための練乳。そしてゴム手袋を買うためでした。

 帰り道、東の空の一点がオレンジに色づきだしたのを目にして、あらっ、もしかしたら満月かと思い、車を走らせていたら、はたしてそうでした。田んぼに映るぞ。家に着いたらすぐ写真だ。でも簡便なデジカメでは、予想通り、こんな感じです。オレンジ色の大きなお月さまでした。車に乗って見ていた時は何とも思わなかったのですが、いざ家に着いて月を探すと、いつもより思いがけないほど南側にありました。と言っても、例えば真東と思っていたものが、東南東の方向にあったくらいですが。

 

 月は三日月の時が早い時間に出て、膨らんでいくにつれて出る時刻が遅くなっていきます。でも満月の時が最も遅いわけではなく、この後もさらに遅れていきます。満月の2,3日前、少し欠けたくらいの風情のある頃だと、夕方まだ写真写りが良い時刻に、出てきていたことでしょう。でもここ数日雨だったので、それは見ることができなかったのでした。山から出てとても大きく見えて、その間、ほんの数分。低くある雲に隠れてしまいました。わずか数分の間に、たまたま外に出ていたから見ることができました。この場面で夜汽車が映ったら、もっと素敵だったに違いありません。このお月さまに限らず、常々目にしていることも、「たまたま」の連続なのかも。今日はこころのたべものがたくさんでした。もちろん、現実には花より団子でしたけど(笑)。

 

 夜出かけた時は、もう強い風がすっかりおさまっていました。夕方はまだ吹いていたのです。冷たさは相変わらずでした。「ヤマセ」のことが思い浮かびました。そこに暮らす人たちのことも漠然と思い浮かびました。こんな感じかなーと思いましたが、きっと実際にはもっと寒いことでしょう。さまざまなところに、さまざまな暮らしがあります。