早朝の仕事を終えて家に入ったら、ぷーんと、蚊が飛んできた。ではなく、ぷーんと良い匂い。あっ、よさく豆(さやえんどう)の味噌汁だな…。今朝は初物でした。よさぐ豆の味ッコ出で、うめなー。
もうスズメの方が先に初物を食べてしまっています。種を播いて支柱を立てたワシらが2番手か(苦笑)。自家用野菜の栽培の要点は、できるだけ長く収穫できること。いろいろ手をかけた分だけ、作物は応えてくれると言われるけれど、手をかける分が少ないので、常に収穫期間が短いです。
「よさぐ豆はよぉ、最初に肥料どぢっとけねばダメだー。あどがらなんぼけだって、遅いなだー」 近所のおばあちゃんにそう教えられていたのに、次の年に播くころにはすっかり忘れちまって、おや、ながながえぐなってこねなー。なしてだべ? といったあんばいです。でも、あんまり良くできすぎると、話題が無くなりますもんね。あーだこーだと話が弾むのは、事態がそれほど良くない時です(笑)。
そんな言い訳があるかー!
おや、ずいぶん久しぶりの登場ですな。
作物の栽培管理については、いろんな考え方や方法があります。作物自体のいのちのちからを信じてじっと待つ、というのもありですが、そこには大きな前提があると思います。素質を十二分に発揮できるような良い苗を育てることがだいいち。そこがポッカリ抜けていては、じっと待っていても、結果はついてこない場合があります。若い時は、このことに思いが至らず、失敗を繰り返したものでした。今では、まぁ、どうでも良いんじゃないって感じで、8分目の出来なら上出来!と思うようになりました。上出来というのは、本来まれなこと。なので、常々6分くらいのでき?なのかもしれません。
今日は木曜日。週後半も、それなりに過ごしましょう。良い一日となりますように!