今、毎日のように、色選の作業をしています。等級検査を受けたお米は、うれしいことに一等米となりました。その年によって違いますが、農家から出荷された分の、およそ8~9割のお米が、一等米に格付けされます。当園では、2等、3等になりやすい一因の着色粒(カメムシ被害粒等が多い)がいくぶん多いため、はたしてどうかなと毎年気になるのですが、ホッとしました。8割以上のお米がその中に入る時に、そこに入れないのは、やはりちょっと、です(笑)。
一等米に格付けされたとはいえ、幾分かの着色粒があるのです。そのため、「色選」作業をしているというわけです。
10月上旬に書いた、「少ししんみりと」では、JAに売り渡したお米について、家からトラックに乗って行ってしまった時の心情を書きました。今、家にあるのは、そのほとんどが、購入してくださる方の決まっているお米です。名前のわかっている方から食べてもらうことのうれしさ。何度も購入してくださる方へ届ける時の晴れやかさ…。稲が田んぼにある時はもちろん、色選作業をしている時であっても、その喜びは何とも言えないものです。とてもありがたいことだと思います。
白米5キロ、送料込みで3,050円は、市販の標準的なお米に比べて、決してお求めやすい価格ではないと思います。でも、もしよければ、大みそか、お正月など、何か特別な日のために、ズワイガニも良いでしょうけど、おいしいお米はいかがでしょうか。多くの人で食べれば、おいしさも、より格別かも。5キロであれば、どんなに大人数でも、一回で無くなってしまうということも無いかと思います(笑)。さぁ、清水の舞台から飛び降りる思いで。道頓堀川に飛び込む気分で(笑)。
でも美味しさの感じ方は、人それぞれ、ですね。アルコールのちからが切れたせいか、強気から急に弱気になってしまいました(苦笑)。
晩秋は、方角によってさまざまな種類の雲が出ます。同じ時刻であっても、まったく別の雲。気温は低かったものの、今日も好天でした。仕事に関した用足しも何件か済ませ、師走を前に、まだいろいろあります。