当地の11月は、時雨れる日のみぞ多かりき、です。日本海側の宿命と言っても良いかもしれません。もっとも、北陸、山陰方面ではどうなのかよくわかりませんが、およそ、似たような感じではないでしょうか。とにかく、いつ降るかわからない初雪の前に、急ぎ足でやってしまわなければならないことが、いくつも出てきます。
いや、それが毎年のことなのですから、心がけさえ良ければ、何もあせることは無いのです。でも何かにつけ思い通りに行かないのが、この世の中。そうとわかっていながら、急がない性分なのですから、どうにもこうにも周囲は困っていることでしょう。
草刈りなんて、いまさらやる必要はないのでした。刈ったにせよ、刈らないままだったにせよ、後は雪の下。春の雪融け後の様子に、大きな違いはありません。それなのに刈ったのは、草刈り機のタンクに残った燃料を使い切るためという意味もありました。
比較的小さな機械は、2サイクルエンジンです。燃料は、ガソリンとオイルを一定比で混合したものを使います。これをタンク内に残したまま長期間使わずにいると、翌年使う時に、エンジンがかからない(汗)といった状況になります。
タンク内に残っている量は半分以下。ですが、それがなかなか無くなりません。結果的に果樹の下草を全部刈っても、まだ残ってしまいました。最後は地球に飲ませるという手もありますが、これはできるだけしたくない「最後の手段」。日を改めて、またどこか刈ることにします。
「あいつ今頃、何やってるんだー?」
今この時期に草刈りをしている人を見たら、誰だってそう思います。自分だって、そんな誰かを見たらそう思うのですから(苦笑)。
タイトルの語尾「ねね」は、しなければならないという意味の秋田弁です。夜遅い時間に、「ねねね」と言われたら、(もう)寝なければならないと言われているということになります。誰がそう言う立場になるのか知りませんが、とっとと寝ましょう。「もっと勉強しねね」と言われたら…。そんなの知るかー。