方言にはしばしば、独特の発音があります。全国各地を調べたら、他県の人には真似できないような、ローカルな発音もあるのではないでしょうか。それとともに、標準語でははっきりと区別される発音が、混同されることもよくあるかと思います。
「ひ」と「へ」。このへんでは、この区別があいまいなような気がします。「へとり(一人)」、「へとりぼっち」、「ひいわ(平和)」、「ヒリコプター」、「ひちま(ヘチマ)」、「へがしがわ(東側)」…。言っている本人には、区別している自覚がありません。
「あのよー、『ひ』は、ひーって言ってれば、「い」になるべ。『へ』は、へーって続ければ、いつの間にか「え」になるべ。だがら、『ひ』と『へ』はちがうんだよ」
なかなか納得できません。頭ではわかっても、口がうまく区別できない? でもまぁ、そんなことはいまさらどうでも良いんです。だいたい中身が通じれば。
♪「母音は おとうちゃんのためにあるんやないんやでー」
若いころ、そんな歌(漫談?)を流行らせた人がいました。
みなさーん、ドン引きしていますかー? 子ー音(シーン) (寒)
濃いピンク(ワイン色?)のくずの花。とても甘い匂いがします。ハチがいっぱい。そして、この「くず」。繁殖能力が半端ではありません。困ったもんです。