風に吹かれて行こう

お米の便りを、写真でもっとわかりやすく!

「ひ」と「へ」

2022-07-25 | 農家 農村

 方言にはしばしば、独特の発音があります。全国各地を調べたら、他県の人には真似できないような、ローカルな発音もあるのではないでしょうか。それとともに、標準語でははっきりと区別される発音が、混同されることもよくあるかと思います。

 

 「ひ」と「へ」。このへんでは、この区別があいまいなような気がします。「へとり(一人)」、「へとりぼっち」、「ひいわ(平和)」、「ヒリコプター」、「ひちま(ヘチマ)」、「へがしがわ(東側)」…。言っている本人には、区別している自覚がありません。

 

 「あのよー、『ひ』は、ひーって言ってれば、「い」になるべ。『へ』は、へーって続ければ、いつの間にか「え」になるべ。だがら、『ひ』と『へ』はちがうんだよ」

 なかなか納得できません。頭ではわかっても、口がうまく区別できない? でもまぁ、そんなことはいまさらどうでも良いんです。だいたい中身が通じれば。

 

 ♪「母音は おとうちゃんのためにあるんやないんやでー」

 若いころ、そんな歌(漫談?)を流行らせた人がいました。

 みなさーん、ドン引きしていますかー? 子ー音(シーン) (寒)

 

 

 濃いピンク(ワイン色?)のくずの花。とても甘い匂いがします。ハチがいっぱい。そして、この「くず」。繁殖能力が半端ではありません。困ったもんです。