先日「ゆい」で、一軒の農家に苗運びに行った時の話です。小休憩の時に、近くにすぐ隣の家の人もいて、行った家の人に、いっしょにお茶ッコにしようと誘われました。行った家の夫婦と自分たち。そして隣人(自分と同じ年齢です)の5人で、にぎやかな休憩時間となりました。
「ヒロ、いつも何時に寝る?と、同級生に聞かれました。「11時頃かな」と答えると、そんなに遅くまで起きてて何してる?との問い。「晩げのまま食ってがら、8時過ぎ、こたつで寝てよぉ。10時近くに目さめで、結局寝るの11時頃だ」
「なにっ! こたつ? まだやってるのか」
「んだ。ばあさん寒がるから、まだやったままだ。だども、毎年、6月になったのを機会に、『なんぼなんでも6月さ入ったで』と言って、片付ける」
同級生が続けます。「オレなんか、7時過ぎに寝てしまう。だから3時頃には目が覚めるんだ」とのこと。そして…。
「ところで**(苗を運びに行った家の人。5才くらい年上)。この前3時に起きたら、遠くの田んぼでトラクターの音したけど、まさか、2時頃からやってたんじゃないよな」
そう聞かれて、その人が「(2時から)やってらったー」との答え。思わず、絶句というか吹き出してしまいました。だって、夜中の2時ですよ。もちろん、何かしらの事情があってそうしたのでしょう。笑ってはいけないんです。でもつい、あまりに奇想天外?なことだったので、驚きながら笑ってしまいました。
その人も、笑ったことを怒るでもなく、「だってよぉ、しょうがなかったんだ」などと話していました。
この文章からだと、面白さが全然伝わらなかったと思いますが、楽しいひとときでした。3G(3爺)の会話は良いものです。5爺なんかとんでもない。百害あって一利なしと聞いています。それでもそれが作られ、売られ、使われる。それを欲しがる…。いったい何のために作られるんでしょうかね。
ちなみに、自分のことをヒロと呼ぶのは、この同級生ただひとりです。同じ集落で小さいころから遊んだ中とはいえ、そう呼ぶのがこの人だけ。そのことにふと気が付いて、少し不思議な気がしたことでした。
また、どうでも良いことを書いてしまった。今月のお米の便りが、まだ書けていないというのに。