風に吹かれて行こう

お米の便りを、写真でもっとわかりやすく!

水が入る仕組みと、ちょっと珍しい作物

2021-07-30 | 日記

 用水路を水が、写真下側から上側に向かって流れます。用水路の左側は、田んぼのアゼです。その隣が、ほとんど写っていませんが、田んぼです。水の流れをせき止めて、アゼの切れ目(水口)から田んぼに水を入れます。こんな形が、一般的です。

 夕方、曇り空だったので、同じものを撮ったつもりが、ずいぶん色が違ってしまいました。左の写真の方が、実際の色に近いです(右の方には赤とんぼがいますよ)。これを見ただけで何の作物かわかったら、あなたは植物学者!

 ♪ しろい あずきを うえたのはー  何か わけでも あるのでしょうかー?

 黄色い花が落ちると小さなさやができて(極細のインゲンのような感じ)、中に白い小豆が入るのです。普通の小豆とはちょっとちがった風味です。

 変な歌詞を見ただけで元歌がピンときた方は、きっと同年代ですよね(笑)。

 


天気、転機?

2021-07-30 | 日記

 おとといは、およそ「台風」とは言えないような天気でした。昨日は暑くて、午後の一時、大変な雨風でした。時間にして30分くらい続いたでしょうか。出穂直前の稲が、強い勢いで揺さぶられ続きました。それは見ていて気の毒に思えるほどだったんです。

 

 あと10日もすれば、穂がだいたい出揃います。その光景は、見事ですよー。一株で15本以上。坪当たり60株。田んぼ一枚が3,000坪の広さです。掛け算をすれば、どれくらいの本数かがわかります。その数で、5,500キロ前後の玄米となります。

 収穫まであと2か月弱。穂が出て丈が伸びれば、その分、風雨には弱くなります。台風が来ないことを願い続ける、これからの時期です。おととい延びた「75日」の長生き分が、心配のあまり縮みませんように(笑)。

 

 朝、南の空にお月さまが浮かんでいます。8時を過ぎてもまだ見えています。これを読んでくださったみなさんは、8時過ぎ、どんな動きをしているのでしょう?毎日でなくても、空を見上げる余裕があったら良いなと思います。でも暑くて、上なんか見ていられませんね。