◇米国男子◇ザ・ホンダクラシック最終日(26日)◇PGAナショナル・チャンピオンコース(フロリダ州)◇7140yd(パー70)
3試合ぶりに週末をプレーした石川遼は、4日間で一番強く吹いた風の中、2バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「72」で回り、通算1アンダーの37位タイとした。
「厳しいコンディションだったけど、内容も良くなかった」と悔やんだのは、4ストローク落とした前半4番からの4ホール。5番(パー3)では、「完全なミスショット」とティショットを池に入れ、今週初めてのダボとした。
それでも、「池がそこにあったのでダブルボギーに繋がったけど、1回悪いショットをしただけ」と、すぐに気持ちを切り替えた。続く6番は、ティグラウンドからグリーンまで左サイドに池が待ち受け、フェアウェイも狭く絞られた最終日の難易度1位の難関ホール。アゲンストの風の中、1Wでフェアウェイの真ん中へと運び、2打目は奥に切られたピンをかすめるナイスショット。ボールは奥にこぼれてパーとしながらも、「すごく良いティショット、2打目が打てたことが印象に残っている」と、手応えを口にした。
8番以降はノーボギーでバーディ1つ。「1Wショットが予選ラウンドより良くなったし、(アイアンが)良くないと思いながらも、15番(パー3)や17番(パー3)とか、絶対にコントロールしないといけないところで(良いショットが)出来た」と、改造中のスイングにも進歩を感じられた試合となった。ツアー屈指の難度を誇る“ベア・トラップ”の3ホール(15番から17番)は、4日間通算1アンダーで切り抜けた。
「1回のミスでダブルボギーが出てしまうコースだし、その中でカットラインがパープレー。予選ラウンドで池に1、2回入れただけで予選落ちしてしまう中で、それを避けながらバーディを獲っていかないと上に行けない」というのが今週の難しさ。4日間を戦い抜いたが、上位進出できなかったことが課題となった。
次週の世界ゴルフ選手権「WGCメキシコ選手権」には出場できず、次戦は2週間後の「バルスパー選手権(イニスブルックリゾート&GC)」となる。「いくつも難しいホールがあるし、今まではうまくプレー出来なかったけど、今は出来るんじゃないかという感触もある。楽しみです」と、ポジティブさとともにPGAナショナルをあとにした。(フロリダ州パームビーチガーデンズ/今岡涼太)
以上、GDOニュース
遼君も池に入れたようですが、私はおととい2回も入れて9叩きました。
遼君のコメントだと調子はいいようですね。
今年のトーナメントで上位争いすることに期待しています。