23インチのワークブーツXL250Sと錆びオヤジとブロンコも

昭和のバイク、昭和の車が大好きな
オヤジがいじり壊したり
治ったつもりのやっつけ仕事を
綴った独り言です。

500S エンジン御開帳Ⅱ

2020-04-20 18:24:49 | XL500S

500Sのエンジンのつづきです、

 

日曜日のこと、

ばらした各部を確認していきます、

シリンダー内の状態、

多少のキズがあるものの問題ないだろ、

クロスハッチも確認できる。

 

ピストンは汚れてるだけ、

なんでも500Sのピストンて L28改の3Lに使えるんだとか? 

貴重な500Sのピストンが6個も使われてはかなわない・・・

 

ピストンリングの摩耗は?

ピストンリングの合口すき間を測定します、

これはトップリング、

リングをシリンダーに入れピストンを逆さまにし押し込み、

上中下の3か所でリングの合口すき間を測定する、

0.3㎜も無いくらいだと「思う」、

なんせ、シックネスゲージが錆びてて当てにならない、

入ったゲージをノギスで測っての計測なので「思う」なのだ。

新品のリングはとあるメーカーで新品が出るのを調べておいたが、再使用でイケそうだ、

 

どこも特に異常は見られない状態でした、

そりゃそうだよ、普通に走ってたエンジンだもん。

 

そして、ヘッドの分解、

 

今回はバルブスプリングコンプレッサー買っちゃいました。

新品で¥360、ヤフオクより、

あまりの安さに使えるかどうか心配したが、結果〇、

360円÷4バルブ=90円、

なんと1バルブ当たり90円で脱着を請け負ってくれるとはありがたい。

 

バルブシートもきれいなもんだ、

軽く擦り合わせしてあげよ、

 

外したバルブ、

多少オイル下がりぎみ、

 

 

その原因のステムシールの残骸、

ステムシールはカチカチでした。

オイル交換の必要性って、こう言うとこに出るんだよね、

そこそこマメにしてれば、ゴム類はこれ程固くはならないはず、

おっと、このバイクは昭和生まれでした、経年劣化も当然ある・・・

 

そんな外出自粛の日曜日、暇そうにしてる次女を捕まえ、

ピストンやバルブ、カムシャフトなどを見せてあげた、

「あのな、このピストンが下がるとな、シリンダー内が真空になり、バルブが開くことで混合気が入ってな、・・・」

な~んてオヤジの講釈が始まった、

最初は興味津々に聞いてた次女が、理解したのかどうか不思議そうな顔をしてた、

エンジンの構造より「オヤジ」を不思議に思ったのかも知れない 

そんなことより、次女はモンキー125が欲しいんだそうだ 

(パリダカ仕様なら、お父ちゃんも賛成!!)

まあ頑張れよ 

 

つづく。