23インチのワークブーツXL250Sと錆びオヤジとブロンコも

昭和のバイク、昭和の車が大好きな
オヤジがいじり壊したり
治ったつもりのやっつけ仕事を
綴った独り言です。

500Sエンジン修理 5

2020-05-31 21:16:07 | XL500S

かなり間が空いちゃいました、

前回は

ヘッドを着けたとこで終わってました、

では、続きを、

 

クランクのサービスホールだが、

やっぱり緩まず これ以上やってもキズがひどくなるばかりなので、

 

裏からポンチで叩くことにした、

開けてみたら裏側の肉が厚かったのでこれなら思い切り叩ける、

ポンチを当て叩くが、固い、

ん? まてよ、

逆だ!

この状態で左に回したんでは、締まるだけだ、

 

ほっ、緩んだ、ガチガチだけど裏側だからいいだろ、

Oリングの断面は△になってた、

 

ではカムシャフト カムスプロケットをつけよう、

外すときは少し無理やり気味に取っちゃったけど、

想像どおりやっぱり入んない、

もうちょっとなんなけどやっぱり入んない、

・・・

何のことはない、

チェーンテンショナーの緩みが足りなかっただけだった、

テンショナーをマックスに縮めるとあっさり入ってくれた、

 

ほっ 入った、

 

上死点合わせは

スプロケットの前後にマークがあるんですね、

外すときはカムの山が上にあればいいだろってだけで取っちゃった、

このマークは知らなかった、

 

ヘッドカバーをつけ、タペット調整、

基準値はどれくらいだろか?

エキゾースト側が気持広めならいいだろ。

 

よし、載せよ、

 

片手でエンジンを押さえ、もう片手ではジャッキ操作、

下側をガレージジャッキで支えただけではコロコロしちゃってあっちふらふらこっちふらふら

そんな簡単には収まってくれない、

上からも吊れればと

フレームとエンジン間をワイヤーで吊ってみた、

万一ジャッキが外れても保険になる、

ちょって上げてはワイヤーを縮めを数回繰り返す、

するとこれが功を奏し思う通りのとこにエンジンが向いてくれた、

 

入った、

 

ほい、入った、

無事積めました 

 

なんて喜んでると、

250Sの左側に

 

何やらシミが・・・

 

左リヤショックオイル漏れしちゃってる、

逝っちゃいました、これまたショック 

あのな~ 10万は他のことに予定があんだよ!

 

つづく。


野菜を植えたよ

2020-05-23 15:50:34 | 野菜畑

今年も芝の中にニワゼキショウが出てきやがった、

ちょっとではなく

 

こんなにも・・・

なんかかわいいんで花が落ちるまで楽しませてもらおう、

 

去年はもうダメかと思ったが立派に成長してるもみじ、

 

去年のカーネーションはもうすぐ満開になるど 

 

さて、庭の小さな畑に野菜の苗を植えました。

少しだけね、

 

赤オクラ、

 

プチトマト

 

アイスプラント 2株

 

ナスとパプリカ

 

違う種類のキュウリを2株

 

今年はジャガイモはやんない、

他に葉物野菜も種から蒔いて見ようとかと企んでいる 


XL500Sエンジン修理 4

2020-05-11 21:03:08 | XL500S

こんなご時世でも

今年も相変わらず沢山のさくらんぼがなってくれる、

世界的に暗い世の中に、わずかな灯りが点いたような気分にさせてくれる。

 

きのうは母の日でしたね、

私の母、実の母と義理の母は二人とも他界しており

私にとっての母と言えば、奥さんだ、

 

そんな奥さんには紫陽花の鉢植えを買ってあげたよ、

奥さんに言われるまで知らなかったが、花言葉は「移り気」や「浮気」なんだそうだ 

あげてからそんなこと言われても・・・

知らずに買って来たんだから・・・

まぁきれいだからいいか、と出窓においてくれた、 

ほっ。

 

さて、連休第二弾最後の夏日となった本日、

気を取り直してヘッドに取り掛かりました。

 

まずは、汚れを落としたいんだが肝心のサンドブラストのガンが見つからない

まさか奥さんが隠したとかはないと思うが・・・

 

仕方なく灯油で洗浄、

靴洗いブラシでゴシゴシ、

 

中央に「り68」の文字が、

聞いたとこによると、カムシャフトが収まる半丸部は

製造時ヘッドとタペットカバーを組付けた状態でボーリング加工するんだとか、

よって相性があるらしい、

互いに識別がどこかに書いてあるらしい、「り68」はたぶんそれなんだろう。

タペットカバーは確認してないが、

 

そこそこきれいになったとこで

バルブ摺合せを

 

荒目細目の順で摺合せ、右側が摺合せ後。

 

シート面、上二つが摺合せ後、

 

そしてステムシールを

 

取り付け、

バルブとあの忌々しいコッターの取り付けだ、

先日購入した360円のバルブスプリングコンプレッサーでスプリングを縮めておき、

 

ここからが秘技だ、

まずは、ラジオドライバーの先端に少量のグリスを付け、

コッターの内側にも少量のグリスを盛る、

 

こう言うことですね、

これなら逆さまにしても落ちません、

これで、バルブのコッターが嚙み合うとこに持っていき軽く押し当てると

 

あ~ら簡単!! グリスが接着剤の代わりをしてくれコッターが落ちない 

この状態でスプリングコンプレッサーを緩めれば定位置で収まってくれる、

これ、オススメ 

 

その後コッターの座りを確認、

バルブの先端を真鍮ハンマーもしくはプラハンで軽く叩いてあげる、

鉄チンハンマーでバルブの頭を直接ってのはどうかと思う、

 

次にヘッドとシリンダーのドッキング、

両面の脱脂をし新品のヘッドガスケットをシリンダー乗せ

 

ドライバーはカムチェーンがケース内に落ちないように挟んである、

 

ヘッドボルト(Sはナットだ)を均等に締めていく、

 

ん~、締め付けトルクはどれくらいだろうか、

トルクレンチは信頼のおける、

これ、腕だ!!

トルクレンチ? そんなの要らない、

あれって自分への言い訳だろ、締めたはずとか、これなら緩まないはずとか、

私のマニュアル書には「それなりに」と書いてある、

ヘッド下側の2ケの隠しナットと上部の4つのナット 計6個のナットは

「それなり」に締め付けておいた。

 

あっ、ここやってなかった・・・

 

今日はここまで、

つづく。

 


XL500Sエンジン修理 3

2020-05-10 21:35:26 | XL500S

ずいぶんと間が空いてしまいました、

連休は29日~6日までと、7日のみ出勤し

8日~11日までも4連休です、

こんなご時世だし出掛ける予定もなく時間はあるんだが、

ちょっとした事情があり500Sは手付かずでした、

 

今日は久々に手を付けた、

問題のOリングを入れ、

 

 

新品のガスケットを入れ、ピストンを装着、

ピストンリングの上側にはこの辺に何かしらの文字が刻印されてる、

このリングにはNの文字があった、

日本ピストンリング工業なのかな?

 

リングを付け、ピストンピンにオイルを塗りたくり

ピストンピン留めのCリングを装着する、

万が一Cリングがクランクケース内に落ちてしまっては  

なんてことにならないようケース上にウエスを敷いておく、

落とさずに飛ばさずに装着できた、

 

私のマニュアル書には

「ここでカレーパンを食べろ」と記載されてる

なるほど、腹が減ってはピストンが入らない。

 

各リングの位置に注意し、シリンダーとピストンなどを装着完了、

カレーパン! 凄い!!

あれ?カムチェーンは?

後から強力マグネットで引き上げました。

 

上死点を見るのにこの二つの窓を開けたいんだが、これが固いんだよね、

大きめのマイナスドライバーでは、緩まない、

硬貨を使ったら曲がってしまう、

最悪開かなくてもピストンが一番上に来た時が上死点な訳だ、

プラグホールに割りばしでも入れキックペダルでクランキングし

割りばしが最高に上がったとこで見ればいいか?

とも思ったが、ちょっとでも行き過ぎちゃったらキックペダルでは逆回転ができないんだよね、

 

そこで買ったのがこれ、

バッテリー液補充用のキャップ(ベントプラグって言ったかな?)

を開けるためのドライバーだ、先端が丸くなってます、

CRC556を浸けおきして置き、ハンマーで叩きながら

上側の窓は何とか開いたが、下側は緩まない、

傷だらけを覚悟でポンチで叩くしかないかな?

 

つづく