23インチのワークブーツXL250Sと錆びオヤジとブロンコも

昭和のバイク、昭和の車が大好きな
オヤジがいじり壊したり
治ったつもりのやっつけ仕事を
綴った独り言です。

オイル漏れ、たぶん原因判明、

2020-04-12 17:15:51 | XL500S

先日のつづき、

XL500Sのエンジン御開帳です。

 

エンジンを降ろした数日後、開けました、

 

さてさて、オイル漏れの原因は何なんだろうか?

ヘッドの裏側とヘッドガスケットには、見た目では異状なさそうです、

直定規などで歪を見たいとこだが、そんなのはあるはずもなく、定盤なんてなおさら・・・

 

シリンダー側は?

見た目はなんでもなさそうだが、ライナーの回りがオイルで濡れてる、

???

なぜ? 

 

ここで今更ながら話します、

私、シリンダライナーの存在をまったく考えてませんでした、

正直、車のエンジンは何度かオーバーホールをしたことがあるが、

鋳鉄のグロックしか弄ったことがなく、

このシリンダーを外すまでライナーの存在なんて頭になかった、

 

そうなんだった、アルミシリンダーなんですよね、

で、ふと思い出したことがあった、

確か、ガンジーさんが言ってたような気が・・・

ライナー下側のOリング!

そういうことか

 

シリンダーをひっくり返し、Oリングをドライバーで突っつくと

カッチカチ、これホントにOリング入ってる?

と疑うほどで

 

ちぎれながらも取れました、

すっかりゴム状ではなくなりポキポキ折れてしまうほど、

もはやシールの役目はしてないでしょう、

 

Oリングはこの溝に入ってた、

鉄とアルミでは熱膨張が違う、ただでさえ500のビッグボアならなおさらだろう、

 

ライナーが暴れた形跡はない、結局のとこ、原因はこのOリングの劣化で間違いなさそうだ、

オイルはシリンダーとライナーの間を上がってきて、

溜まっては漏れ溜まっては漏れを繰り返してたんだと思われる、

これが新品のOリングだ、

たかがOリング、されどOリング (それを言ったらなんでもそうだが・・)

これさえ交換すれば解決だろうが、ここまで開けたついでなので、

あちこち確認しながら、組んでいこうと思う、

 

きのう土曜日の話でした、

次回につづくよ、