23インチのワークブーツXL250Sと錆びオヤジとブロンコも

昭和のバイク、昭和の車が大好きな
オヤジがいじり壊したり
治ったつもりのやっつけ仕事を
綴った独り言です。

最後のランチ

2019-07-07 12:42:57 | 雑談

先日のこと、私の年休と奥さんの休みが会ったので

お昼ご飯に出掛けた、

 

前菜、

 

私は幅広の生パスタのペペロンチーノ、

美味いんだなぁ~これが 

 

奥さんの、

パスタの種類が選べて奥さんも幅広パスタを注文したはずが、

あれっ? うまいし まぁいいか、

 

食後に、奥さんの、

 

私の、

 

おしゃれなイタリアンのお店、 毎度、美味しかったよ。

私には不似合い? とか言わないでください、

 

実はここ、私の はとこが経営するお店だったんです、

かわいいお嫁さんと二人で切り盛りし、そこそこ繁盛してて

食べログなどでも評判がよく、味は保証付き!!

 

オープンして10年弱、常連さんもだんだんできて

これからってとこっだた、

5月のある日、突然この子の父親(私とは従妹になる)が亡くなってしまった、

父親は大きな農家をやってて、自慢の野菜をお店の料理にも出していた、

そんな親父は大きな機械ややり掛けの仕事を残して逝ってしまったのだ、

残された子は悲しんでる暇もなく今後をどうするか考えなくてはならない、

悩みに悩んで家業の農家を継ぐという答えを出した、

 

そして、先月の23日、惜しまれつつもお店を閉めた、

私たちがご飯を食べ終え

  「ごちそうさま、美味しかったよ」

と、お店を出ると二人は外に出てきて

  「今日は来てくれてありがとう、」

二人の目はうっすらと涙ぐんでた、

 

苦労の末やっとオープンできたお店だった、

それを閉めなくてはならない気持ちは痛いほどわかった。

 

小さいときは学校帰りに私んちに寄っては

遊んだり宿題をしたり夕飯を食べてそのまま寝てしまったりと

どこが家かわからないくらいうちに寄ってたかわいいはとこだ。

 

美味しいランチが食べられなくなるのは残念だが、

これからも変わらず応援していきたいと思う。