安くて美味しいワインはどれ? 安旨ワインつれづれ(安旨ワインと日々の出来事)

安くて美味しいワインを探し求めて東奔西走!ワインだけでなく、様々なお酒や出来事もアップしていきます。

ヴィニウス・メルロー 2014 旨味成分(?)が旨くない

2015-09-14 06:26:35 | ワイン
VINUS Merlot classique pay s d'oc 2014



ペイドック、フランスは南の地方のメルローです。ビンもがっちり重いし、こりゃあいいかなと思ったんですが、
あの私の好きなメルロー臭ささはありませんでした。

それどころか、グラスが進まない。どうやら後味に残るグルタミン酸みたいな旨味(?)のためのようです。
これを除けば、そう悪くないワインなんですが。

残そうかななんて考えながら、チビリチビリ。そうしている残り僅かに。最後の一杯とグラスに注ぎ飲んだら、あれ、あの変な旨味がすっかりなくなり、美味しくなってる!
時間がたって空気に触れて雑味が消えたのでしょうか。
このワイン、始めにデカンタすれば良かったのかもね。
えぇ~い!面倒かけやがって!てな感じのヴィニウスでした。

今回の料理は、ステーキだったのですが、この間の2日間ミニ熟成に続き、安いお肉を美味しくいただくまた違う方法を試してみました。

パイナップルに漬けてお肉を軟らかくしょうというものです。前回と同じく西友にてアメリカ産のステーキを買ってきました。パイナップルは一個を1/8にカットした物。カットフルーツとして販売されているものです。
肉の筋切りをしてから、バット移し、刻んだパイナップルを全面にまぶしました。
40分ほどしか漬けていなかったのですが、肉はもうトトロトロ状態。もしあと2~3時間漬け込んでおいたら、ばらばらになってしまうのではと思えるほど軟らかくなっています。
ペーパータオルでよく拭いてから、国産牛脂を引いたフライパンで焼きました。

出来上がりは、とても軟らかくなっていいいのですが、肉の表面が、少しざらざらします。パイナップルの酵素が肉を軟らかくするのですが、表面は多く触れるためこんな感じになるのでしょうか。
結論としては、2日間ミニ熟成の方が美味しかったですね。

ワインもイマイチだったので残念な結果とあいなりました。




ル・ソヴァージュ・カベルネフラン 2013 ライトでジューシー

2015-09-12 22:13:04 | ワイン
Le Sauvage Cabernet Franc 2013

このところ涼しい日も多くなり鍋でもと思い、一昨日鶏鍋の材料を買い込んでおきました。そしたら、二日後つまり鍋をやろうろした当日は、台風の影響か暑さがぶり帰り蒸し暑いことといったら!
でも材料は買ってしまったので、クーラーをかけて鶏鍋決行とあいなりました。
いつもなら冷えた辛口白でいくところですが、先日イオンリカーで試飲したボルドーの赤がとても美味しかったので(でも買わなかったんですが)、どうしても赤が飲みたくて、ライト
な赤を探すことにしました。
ピノ系?ボジョレー?・・・いろいろと探したんですが、いいのがない。と、目に飛び込んで来たのがこのワイン。



カベルネフランかぁ、カベルネフランはボルドーなどでカベルネソーヴィニヨンやメルローとよくブレンドされる脇役のイメージ。あまり特徴もないと聞いています。
でも裏のラベルに豊潤な果実味、ジューシーでライトボディと書いてあるのでそこまで言うなら買ってみようじゃないのということに。値段も安かったしね。
ジューシーというのは、恐いんだよなぁ、ブドウジュースみたいなのが時たまあるから。

さて、軽く冷やして食卓へ。封を開け、グラスに注ぐとなんとも柔らかなベリー系の香り、いい感じです。
口にすると、まさしくジューシー。でもジュースではなくキチンとワインです。甘ったるさはありません。
渋味を感じさせず、酸味もまろやか。スイスイ行けます。
鶏鍋ともよく合いました。

本来の好みから言えば、物足りないと言えますが、まぁ良しとしましょうか。

グランドキリン イザヨイノツキ (十六夜の月)

2015-09-10 23:07:38 | ワイン
十六夜の月とは、十五夜の次の日に昇る月のことを言います。
秋はなぜだか月の気分。名前に引かれて飲んでみました。



美味しい。この苦味はどこかで口にしたような気がします。
そう、グレープフルーツの感じです。タイの塩焼きとじっくりいただきました。



月は私たちが、唯一肉眼で望める別世界。小説でも映画でも、ましては夢でもない本当の別世界です。
中、高校生の頃は天体望遠鏡(10cm反射望遠。高橋のTS-100 です!)で、月世界の探検をしました。月を望遠鏡で楽しむには、十五夜のような満月より欠けた月の方が向いています。
満月は太陽の光が正面から垂直に当たっているので、明るすぎる上、陰ができず凹凸が判りづらい。欠けた月のそれも陽の当たっている部分と陰の部分の境は凹凸がはっきりとして地形がよく楽しめるのです。
静の海、虹の入江、アペニン山脈、クレーターのコペルニクスそしてティコ。



夢中になっていた頃は、アポロ計画真っ最中。降り立った宇宙飛行士による月面のリアルな映像や写真が次から次へと目にすることができました。
そこに写し出されていた月の表情は、それまで私たちが想像していたものとはかなり違っていました。
月面の想像図は、荒涼とした大地と切り立った険し山々だったのですが、写真は砂丘や砂漠のような光景だったのです。
山々も切り立っておらず、大きな砂山のよう(砂山といっても何千メートル級でしょうが)。
あの映画史上不朽の名作、キューブリックの「2001年宇宙の旅」ですら(公開されていた直後にアポロ8号が有人で初めて月を周回して帰還した)予想出来なかった眺めでした。
文字どおり、予想と違う別世界。子供の頃の強烈な印象です。

イザヨイノツキ美味しく完飲です。



ザ・モルツ 新発売・・・

2015-09-10 02:44:18 | ワイン
モルツがリニューアルされて、ザ・モルツとして新発売されました。
スーパードライを意識したコピーで広告を展開しています。
またUmami(旨味)も特徴だとか。
さっそく飲んでみました。



まろやかな飲み口はいいのですが、あとは特徴なし?
苦味も香りもありません。これじゃあスーパードライにはとても勝てないね。せっかく缶のデザインはいいのに残念。
申し訳ないが、長続きしない商品と観た。

ザ・モルツを買ったスーパーには、早くもボジョレーヌーボーの予約パンフが置いてありました。今年ももう後半戦ですね。



コンチャイトロ・プードゥ・シャルドネ・ペドロヒメネス NV   プードゥの白です

2015-09-07 00:16:00 | ワイン
コンチャイトロのワンコインワイン、プードゥの白を飲んでみました。
赤は自分好みで美味しくいただきました。もしブラインドテストされたら、高級ワインと間違えてしまいそうなどど、ちょっとオーバーなほどの印象(今度また飲んだら全然違ったりして、少し恐い・・・)。



白はシャルドネとペドロヒメネスのブレンドです。
ペドロヒメネスはあまりなじみのない品種ですね。
主にスペインなどで使われていて、シェリーなどの原料にも使われています。チリではあまり栽培はされていないようです。
単一で出来たワインを飲んだことがないので、どんな感じかちょっとイメージがわかないなぁ。

最初にバニラや酵母のような軟らかく芳ばしい香りがたちました。
飲んだでみると軽すぎず重すぎず。そしてまだ若いのか、ピリッと炭酸を感じます。
また、アルパカのソーヴィニヨン・ブランほどではないですが、渋味も案外とありました。美味しく飲む温度が難しいかもしれません。
赤ほどのインパクトはないものの、コストパーはいいんじゃないでしょうか。少なくとも、同じコンチャイトロの廉価版ワインのアヴァンサの白よりは美味しいね。