安くて美味しいワインはどれ? 安旨ワインつれづれ(安旨ワインと日々の出来事)

安くて美味しいワインを探し求めて東奔西走!ワインだけでなく、様々なお酒や出来事もアップしていきます。

クロサンタふたたび。サンタ・バイ・サンタカロリーナ カルメネール/プディ・ヴェルト。話はそれて新潟の酒「真野鶴」へ

2016-04-28 23:27:14 | ワイン
今月初旬に飲んだクロサンタ。価格のわりに飲めた濃いめの一本でした。
ショップでなんと378円で販売されていたので即購入となりました。



全体の印象は変わりませんでしたが、複雑味は最初に飲んだ時の方があったような気がします。
しかしこの価格でこれだけのものが飲めれば十分でしょう。
チリカベと称されるようにカベルネ・ソーヴィニヨン使ったものがが多いなかで、このクロサンタはチリのワインとしては風味がちょっと違う感じ。(使われているブドウについては前回書きました)
また、米誌WINE ENTHUSIASTの2015WINE OF THE YEARのひとつにも選ばれています。

この雑誌のことを調べていたら、2014年12月号に、日本の新潟の酒が特集されていました。冬の新潟で取材されたようで数ページにわたり酒蔵や自然、スキー場など写真と共に掲載されています。



佐渡の酒蔵「真野鶴」の尾畑留美子さんのブログ“真野鶴五代目留美子の蔵元日記(2015/1/22)”に詳しく書かれていますので、興味のある方は、ぜひご覧ください。
そのブログの最後に、「多くのアメリカのワイン愛好家がこの記事に触れて、新潟・佐渡への思いをはせるのでしょう」と絞められていました。
私たちがコートドールの丘や、ボルドーのシャトーに憧れを抱くように、日本酒のルーツを思い描き、訪れる方も、昨今の海外の日本酒ブームの中きっといるに違いありません。
ちょっと嬉しい感じ。
以前も書いたように、人は他の文化の物に良さを見い出すことがあります。不思議なものです。自分の足元にも素晴らしいものがあるのに。
でもこのように、みんなが他の文化を敬意、尊重することができれば世の中もっと平和になるのですが・・・

なんて、偉そうなこと書きました。私としてはワインでも日本酒でも、お酒なら何でも好き!
節操もない?!
適度なアルコールは人生をしあわせにしますよね。
日本酒ももっと、愛して、飲まなければね。
この真野鶴も今度飲んでみましょう。

クロサンタから思わぬ方向へ。
でも何か楽しいです!






ロスヴァスコス カベルネ・ソーヴィニヨン2014

2016-04-24 23:35:28 | ワイン
ピーマンのような青い香りがします。あと、コショーやレーズン。よくあるチリのワインのように果実味満載ではなく、落ち着いた感じ。酸やタンニンのバランスもいい。
ただ、樽による熟成をしていないためか、複雑さはありません。
このロスヴァスコスのカベルネ・ソーヴィニヨン、20年近く前、輸入され始めたころから飲んでいますが、最初のころはちょっとエスニックっぽい香りがしたように記憶しています。エチケットももっと素朴な感じでしたが、今じゃあ、堂々ラフィットの一員の貫禄(?)です。



ロスヴァスコスはスペインからチリに移住した人びとによって1750年に設立された伝統あるワイナリー。1988年には、フランスボルドーの5大シャトーのひとつラフィット・ロートシルトを擁するドメーヌ・バロン・ロートシルトの買収をうけ、チリにおける高品質ワインを世界に送り届けるまでとなりました。



夕食のポークのバックリブの醤油ワイン煮は、ちょっとしょっぱかった。圧力鍋で煮込む前、味が薄い感じがして醤油を最後に足したのが失敗でした。
バックリブはあばら骨の外側つまり背中側の部分で、スペアリブは内側です。スペアリブより脂が少なく肉も付いています。
あまり見かけませんが、食べごたえのある部位です。
今回は、圧力鍋で煮込んだので、柔らかく食べやすかったのですが、タレを付けるか、スパイスで味付けをしてグリルで焼き、かぶりついた方がやっぱり骨付き肉の醍醐味かも知れません。


コノスル・シャルドネ・ヴァラエタル2014 They say we’re at the end of the world・・・

2016-04-23 09:44:45 | ワイン
They say we’re at the end of the world, but for us, this is where it all begins・・・コノスル創業の思いから始まるプロモーション動画。広大な葡萄畑の風景や畑の手入れ、収穫の模様 ーそうあのエチケットのシンボルでもある自転車も出てきますー そして醸造の様子などが美しい映像で紹介されています。



コノスルは南の円錐の意味。南向きの円錐の形をした南米大陸から世界に向けてニューワールドのワインの魅力を発信していこうと1993年にチリで設立されたワインメーカーです。現在ではチリにでの輸出第二位。
コストパフォーマンスの高さで日本でも人気のブランドです。
公式FBには、先ほど紹介した動画の他、ワイナリーの数多くの新着の写真がアップされていて、眺めているだけでも楽しい。
今飲んでいるワインはここから来たのか、このような所で名前も知らない多くの人びとの手を介して作られてきたのか。
親近感も、ありがたみも倍増します。





今日はシャルドネを開けました。パイナップルや花のような香り、酸味もほどよく、いつものことながら飲みやすく、美味しい。
何か特別な物が有るわけではありませんが、安心の一本です。

南半球チリのの皆様、ごちそう様でした。


マニフィキシュ・ブランをあさりとタコとマッシュルームのアヒージョで飲む

2016-04-21 23:38:21 | ワイン
殻つきのあさりとタコとブラウンマッシュルームのアヒージョを作りました。



買ってきたのは、フランスのテーブルワイン、マニフィキシュです。エチケットはちょっと凄そう。





テーブルワインとは書いたけど、実際はvin de tableとも記載されていないし、“フランスでの瓶詰め”なんてザックリ書いてあるし(もう少し上のものになると、シャトー名やネゴシアン名が書いてある)もちろんブドウの品種も分からない。
そう、本当に日常飲む水がわりのやつなんでしょうね。
確かに、食堂のテーブルに置いてあるピッチャーの水みたいに、グビグビ(毎度こんな表現になっちゃいますが)いただきました。
まあ、これはこれで美味しい!魚介のアヒージョをつまみながら、いっとき気分は南仏の街角食堂ってところでした。




サッポロ黒ラベル エクストラブリューを飲んでみました

2016-04-21 01:45:22 | 日記
ひさびさのビールのリポートです。
限定醸造の黒ラベルブランドの新ビールです。
サッポロ党としては飲んでみなくては!



「旨さ長持ち麦芽」を使用しているそうですが、どういう麦芽なんでしょうか。アミノ酸が多いとか・・・?
近頃どのメーカーも、麦芽や麦、そして酵母なんかにいろんな愛称をつけますよね。
ビールも嗜好品だから、イメージがいい方がいいのは、まぁ分かります。
飲むほうも、そうかそうか、よくわからないけど特別な素材を使ってるんだな、よしよし。てな具合に思いながら、グビグビと飲んで、おっ!やっぱり、やっぱ違うね~ぇなんて思ったり思わなかったり。

さてさて、今回の黒ラベルエクストラブリューはどうかと言えば、黒ラベルをうたってますが、全然違うビールの印象です。
もう少し濃いのを想像していましたが、案外とライト系。香りはちょっと華やかで、酵母の香りもしました。
甘さのある飲み口です。
美味しいけど、もう少し濃い方が好みですね。