安くて美味しいワインはどれ? 安旨ワインつれづれ(安旨ワインと日々の出来事)

安くて美味しいワインを探し求めて東奔西走!ワインだけでなく、様々なお酒や出来事もアップしていきます。

シャトー・ベルリエール 2000 ボルドーの2000年ワイン

2018-04-30 00:48:41 | ワイン
2000年はブドウの当たり年だと言います。そして紀元2000、20世紀最後の年。
2000年のヴィンテージ物はあまりでまわっていません。そして概して高値。
それがOKストアで格安に売られてました。

ボルドーのモンテーニュ・サンテミリオンの2000ヴィンテージがなんと1500円ほど。

モンテーニュ・サンテミリオンはサンテミリオンの衛星地区でどちらかと言うと若飲みのワインを産出する地域だそうです。
このシャトー・ベルリエールはメルロー70%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%で造られていて、シャトーのタンクで5年熟成してから出荷されたワインです。

デカンタすると、瓶にはオリが。グラスに口を近づけると、ちょっと極端ですがドブのような臭い。ブショネ?いやそうでもないよう。口に含むと正露丸のようにも感じる香りが。飲み進めていくうちにこの独特な臭いはなくなりました。
フルボディと案内されていますが、そこまでのコクも重さもない感じです。
2000年物と言うことでハードルを上げてしまいました。期待ほどのことはなかった一本でした。






サドヤ甲鐵百年ワイン2016 甲州とシャルドネがブランドされたワイン

2018-04-26 22:34:53 | ワイン
甲州とシャルドネのアッセンブラージュ。
勝沼のサドヤが甲鐵の名前を使ってから100年を記念して出したワインです。

シャルドネのイメージはなく甲州の特徴が際立っています。甲州そのものと言った感じです。香りもあまりなく(甲州に強い香りはありませんが)、もう少し複雑さを勝手に求めていたので肩透かしといったところでしょうか。





高畠ワイン Yoshiシャルドネ・スパークリングワイン それから想いでの赤湯ラーメン龍上海

2018-04-23 18:03:02 | ワイン
山形県南部高畠のシャルドネから造られたスパークリングワインです。



山形は若い頃、取材や撮影でよく訪れた想いでの土地です。
山形県上山市の蔵王スターワインのタケダワイナリーにも見学に行きましたが、なんせその頃はワインなんてよく知らなかったので、一升瓶で売られていたフルーティーな白が美味しいなんて思ってました。もちろん高畠町にもワイナリーがあったなんて知るよしもなし。いや今思うともったいなかった。



ワインより山形で美味しかったのは麺類。蕎麦は太くてゴチゴチ、辛めの汁にどっぷりつけて食べるいわゆる田舎蕎麦。これにニシンの昆布巻きもサイドメニューに加えれば、最強!美味しいのなんの。それ以来蕎麦に目覚め、東京でも各所にある蕎麦屋めぐりを楽しむまでになりました。
そして麺と言えばもうひとつ、ラーメンです。お気に入りは高畠町のとなり、南陽市赤湯にある龍上海(りゅうしゃんはい)。看板の辛味噌ラーメンはもちろん醤油ラーメンも、独特の旨味のとりこになりよく食べました。今じゃ大きくなって支店そしてカップラーメンも出るほどになってます、って肝心の泡の感想はどうなのか?



泡が大きく、コクがない感じです。美味しいのだけれどちょっと物足りなかったかな。
でもこの一本で山形のいろいろな事を他にも思い出しました。
知人に会いに、ワイナリーを巡りに、蕎麦をラーメンを食べに列車でGO(そう今じゃ新幹線で行けるんだよな)といきたいところです。



お手ごろオーストラリアのピノとお手ごろフランスはブルゴーニュのピノ

2018-04-18 11:34:39 | ワイン
2日続けてお手ごろピノ・ノアールを飲みました。
オーストラリア、ディーキン・エステートとフランスはピノの本場ブルゴーニュ、ベレナのピノです。両方とも700円程度。


ディーキン・エステート・ピノ・ノアールはスパイシーでタンニン強め。ちょっとコートデュローヌっぽい。


   
ベレナ・ブルゴーニュ・ピノ・ノアールは酸味少なくスパイシー。ブルゴーニュ物としては大変お安い。



比べて同じ時に飲んだわけではないのですが、なんとなく同じイメージ。飲みやすいけど薄い感じでした。

オーストラリアのソーヴィニヨン・ブラン  ディーキン・エステート・ソーヴィニヨン・ブラン2016 美味しいけど・・・

2018-04-11 11:36:22 | ワイン
最近はドラッグストアでお酒を売っているご時世。
ウコンやヘパリーゼを事前に飲んで予防して、どんどんお酒を飲んで、二日酔いになったら胃腸薬なんかをどうぞ買ってねってな具合かね。

新しく開店したクイーンズISETANには驚いたことにお酒が一切無し。ワインの品揃えを楽しみにしていたのに残念です。その代わり併設されたドラッグストアにお酒がズラリ。ワインはあまり多くありませんでしたが、その中から気になった一本を選びました。
オーストラリアのソーヴィニヨン・ブラン。ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランが爽やかで好きなのでお隣りのオーストラリア物もいけるのではないかと推測したのですが、よく考えればオーストラリアは広いからねぇ、そんな単純じゃないかも。

ディーキン・エステートはオーストラリアの南西部ビクトリア州にありました。ニュージーランドに面した側だけれど気候等は似ているかどうかはどうなんでしょうか。

味はスッキリ美味しい。好きなタイプです。ただ、添加物に亜硫酸塩の他にビタミンCとクエン酸が使用されてます。ビタミンCは酸化防止のため?、クエン酸は不足した酸味を加えスッキリ感を出すため?
ビタミンCもクエン酸も身体にいいからいいじゃない?
やっぱり、不要な(?)添加物はなんかいゃだなぁ。

このシリーズ、リースニングなど他の白にもビタミンCやクエン酸が使われています。酸味を加えなければならないなんて白用のブドウに向かない気候なんでしょうか。赤には使われていません。
赤はピノ・ノアールとシラーズがあるようです。特にシラーズは、豪華客船のエリザベスにも乗っているとか。今度飲んでみましょう。楽しみです。