安くて美味しいワインはどれ? 安旨ワインつれづれ(安旨ワインと日々の出来事)

安くて美味しいワインを探し求めて東奔西走!ワインだけでなく、様々なお酒や出来事もアップしていきます。

マス・フィ・ホワイト2015 ブイヤベース鍋と

2016-12-29 23:56:52 | ワイン


スペイン、カタロニア高原原産のガルナチァ・ブランカ100%で造られた白ワインです。
ワイナリーはペクシナワインズ。

今回はブイヤベース鍋でいただきました。
ブイヤベースを食卓で寄せ鍋のようにして食べるのでブイヤベース“鍋”です。
鍋に水、ブイヤベースのルゥ、スライスした玉ねぎ、ニンジンを入れひと煮たちしたら、ムール貝、ハマグリ、有頭海老、タラ、きのこなどを続いて入れて火が通ったら出来上がり。
〆は茹でたパスタを入れて、スープスパゲティ風にしました。
穏やかな酸味で爽やかな辛口、地中海料理などに合うと店頭のPOPに書かれていた通り、ブイヤベースとの相性はピッタリでした。


ジェイコブス・クリーク・カベルネ・ソーヴィニヨン/シラーズ2014とハッシュドビーフ

2016-12-28 18:10:08 | ワイン


オーストラリアの安定の一本、ジェイコブス・クリーク・カベルネ、シラーズです。

今回はハッシュドビーフと共にいただきました。赤ワインとデミグラ系のソースとの相性は鉄板です。

ところで、多くの人が思案する事柄のひとつに、この「ハッシュドビーフ類似料理問題」があります。
それは、ハッシュドビーフとビーフストロガノフとハヤシライスの違いです。私達が知らないだけで、きっと明確な違いがあるのでしょうが、わかります?

ハッシュドビーフは、イギリスのハッシュ料理のひとつ。ハッシュとは切り刻むといった意味があり、切った具材を煮込んだ料理とのこと全般をハッシュ料理と呼び、その中でハッシュドビーフは薄切りの牛肉、玉ねぎをデミグラソースで煮込んだ物、と一般に言われています。しかし、発祥については異説がいろいろとあるようです。

ビーフストロガノフは、元々はロシア料理。こちらも発祥については異説がいろいろあるとのこと。18世紀に好物のビーフステーキが高齢のため歯が抜けて食べられなくなったストロガノフさんのために、食べやすく切った牛肉を煮込んだ料理が考案されたのが元だとか、同じ頃別のストロガノフ氏が、食事会のためにコックに考案させたとか・・・
ただ牛肉や玉ねぎを炒めてから煮込み最後にサワークリームをたっぷり入れるのが本場のよう。日本ではサワークリームまたは生クリームにさらにトマトやデミグラを加えることが一般的のようで、これがハッシュドビーフに似た感じになる原因かもしれません。

さて、ハヤシライスですが、これもまたその生い立ちには諸説あります。出来たのは明治時代のようで、ハッシュドビーフがなまってハヤシになったとか、宮内庁の元厨房長が考案後に上野精養軒でメニューに載るようになったとか、丸善創業者の早矢仕有的(はやしゆうてき)が作った牛肉と野菜のごった煮から由来しているとか。元祖を名のるお店も多くそのルーツは混沌としています。
以前、日本橋の丸善の屋上にあるレストランで、“元祖”ハヤシライスを食べたことがありますが、トマトというかケチャップ風の味だったことを覚えています。

自分なりのイメージとしては、日本で食べるハッシュドビーフはデミグラ風味、ビーフストロガノフは乳製品が入っているためか色がミルクチョコな感じ、ハヤシライスはトマト風味が強く酸味がある、といったところでしょうかね。
まぁ、どれにしろ赤ワインにはもってこいのようでー。





SMAP×SMAPを観ながら、焼肉×Mシャプティエ・ペイ・ドック・ルージュ2014

2016-12-27 11:27:37 | ワイン


昨日はSMAP×SMAP の最終回でした。家焼肉をしながらワインを飲み、ワインが空になると焼酎を飲みながら最後まで観てしまいました。ちょっと飲み過ぎました!
特にファンというわけではないけれど、最後となると感慨深いもの。いつもそこにある物(人)がいなくなるというのは、なんだか寂しい物です。SMAPよ!お疲れ様でした。
これからのソロ活動頑張って下さい。

最終回と言えば、先日20年続いたクッキング&トーク番組「チューボーですよ」も終っちゃいました。あの番組土曜の夜のお楽しみだったんだけどなぁ。堺正章キョショーも大変お疲れ様でした。星3つです!!

さて、ミッシェル・シャプティエ・ペイ・ドック・ルージュですが、スパイシーのうえ、思いの外タンニンがしっかりとしていて、焼肉の脂を流してくれて相性良かった。
ペイ・ドックと言ってもシャプティエはローヌ地方の名門の会社が造っただけのことはあります。

蛇足ながら、買ったお店のPOPには、このミッシェル・シャプティエ・ペイ・ドック・ルージュに合う料理は「前妻、肉料理」と記載されてました。変換間違いとはいえ、ちょっとシュール。


サジオ・カベルネ・ソーヴィニヨン&フェテアスカ・ネアグラ2011 ルーマニアの凝縮赤ワイン

2016-12-24 13:09:17 | ワイン


前々回書いたように、ルーマニア大使館で妻が買ってきたルーマニアワインです。
ワイナリーは、シャルドネと同じくパンチウ。
カベルネ・ソーヴィニヨンとフェテアスカ・ネアグラのブレンドで造られています。
フェテアスカ・ネアグラは「黒い乙女」という意味を持つルーマニアを代表するルーマニア土着のブドウ品種。これから造られるワインはポテンシャルが高く長期熟成に向くそうで、ここにカネルネ・ソーヴィニヨンが加わるのだから濃さを期待させます。
確かに、グラスの中のワインは濃い色をしています。
ルーマニアの赤ワインは別名「黒ワイン」とも呼ばれています。EUでは「黒ワインとは、ルーマニアで生産される赤褐色のルーマニアワイン」と定義しているほどとのこと。
スパイシー、イースト香もありおいしい美味しい。久しぶりのワインらしいワインでした。
また、コルクはこれも「ディアムコルク」。いいですね。

ルーマニアワイン。目が放せませんぞ。