ファレスコは、現代イタリアワイン醸造界を牽引するリカルド&レンツォ・コタレッラ兄弟によるプライベートワイナリー。
自らの郷土のテロワールと葡萄が持つ個性を最大限に引き出すことを目指し、最高級ワインからデイリータイプまで幅広いラインアップで、突出した品質とコストパフォーマンスを誇ると案内されています。
ウンブリア・ロッソはそのデイリー版。ウンブリア州にある畑で収穫されたメルロー100%で出来ています。
黒系果実とスパイシーな香り。甘さを感じさせる果実味は無く、キッチリとした辛口のミディアムボディです。
5ヶ月樽熟成されていますが、樽香はキツくなく飲みやすい。
ボルドーなどフランスのメルローとはだいぶ違う印象でした。
恒例のドミグラソースのハンバーグと飲んだのですが、問題なし。珍しく1/4ほど飲み残した分は、翌日の夕飯に。
夕飯はカレーライスでした。このフツーのカレーをつまみにしようと豚の白もつを買ってきて、カレー粉とガラムマサラで炒め、カレーに投入し豚もつカレーに変身させました!
これをつまみに、飲み残しを飲んだのですが、カレーの辛さでワインが引き立ちません。失敗、失敗。
カレーにはよく冷えたちょっと甘さのある白のほうがいいかもしれません。
あと、ちょっと驚いたのは2013年とまだ若いのですが、飲み終えた瓶にはオリが見受けられました。
ところでこのファレスコ・ウンブリア・ロッソ。エチケットの絵は誰で、描いた方は誰でなんでしょうか。