大接戦が繰り広げられているアメリカ大統領選挙…。
バイデンさんが激戦州でいくつか勝利して選挙人の過半数獲得まであと僅かになっています。
トランプ大統領は、先ほど記者会見をして「私たちは勝っている」「郵便投票に不正がある」などと発言し、選挙結果を有耶無耶にしてホワイトハウスに居座ろうとしています。
コロナ感染を心配する多くの民主党支持者が郵便投票を行っていると予想され、トランプさんは以前から「郵便投票に不正がある」と言い続けています。
これは根も葉もないことなのか、それとも事実なのか??
記者会見での発言の根拠については、話すことはありませんでした。
「こんなことがある」と話しておきながら、その根拠は話さず隠す…。
なんだか、どっかの国でも同じようなことが起こっています。
剛腕な政治家の強気な発言というやつでしょうかね。
トランプさんは、開票で負けが決まってもいろんな手を使って、大統領の椅子に座り続けるつもりです。
民主党支持者と共和党支持者は、二分して大きな争いになってしまうかもしれません。
なにせトランプ支持者は、熱狂的で何するか分らんから、バイデン支持者も怖いでしょう。
トランプさんは、こんな支持者を焚きつけて、米国を混乱の渦に巻き込んで行くのでしょうか?
もし大統領の座から滑り落ちたら、回顧録で自分のやってきたことの真実を明かして、ひと儲けするのも面白いかもね。
彼は、やっぱりどこまで行ってもビジネスマン…。
ビジネスマンなら一度や二度断られても、起死回生の一発で契約を取るという精神でやってるから、簡単に敗北宣言なんて出さないでしょう。
どんなに汚い手を使っても、契約を取ればいいんだから…。
政治家は「選挙で負けたら、負けた」と言うしかないんです。
それが正しい民主主義だからね。
だけど、トランプさんはビジネスマンだから最後まで諦めない。
これが面白いとこでもあるけど、アメリカの未来を考えたら、やっぱりオカシイでしょう。
残りの激戦州でトランプさんが全部勝って選挙人の過半数を取って勝利したら、彼は「郵便投票に不正はなかった」と表明するんでしょうかね?