昨夜のドラゴンズ×スワローズ戦は、4-5でドラが敗れました。
このゲームは吉見投手の引退試合…。
吉見君は先頭打者を三振に切って取り、有終の美を飾りました。
後を受け継いだロドリゲス投手が3失点、清水投手が1点…、8回に追いつきましたが、延長10回にスクイズで決勝点を挙げられてしまいました。
シーズン最終盤でAクラス入りは決まったものの、なんとも歯がゆい昨夜の負けでした。
残り試合は、1試合…。
2位のタイガースとの差が1ゲームになってしまったので、タイガースが連敗してシーズンを終えてくれないと2位浮上は難しいですね。
そして、今年限りで引退する吉見投手…。
落合監督の頃から活躍し、その後衰退の一途をたどったドラゴンズの隆盛と衰退を体験してきました。
切れ味の鋭い投球で、コントロールもよくて、いい投手でしたが、肘の怪我で手術を受けるなど、この所イイとこなく、引退ということになりました。
残念だけど、これも時の流れで逆らえないことです。
昨日のゲームでは、2年目の根尾君も先発出場しましたが、3打数0安打と相変わらず打てなくて、いい所なく終わりました。
ドラは今年も若手の活躍がほとんどなく、来シーズンから先の選手層が薄いのが心配です。
ベテラン選手は次々と引退したり、中堅選手には怪我が多く、どうしたもんでしょう。
根尾君や石川君、今年のドラフト1位の高橋君など地元の高校から入団した才能ある選手たちを首脳陣は、どう開花させていくのでしょうか?
根尾君、石川君を1軍にあげても結果を出せずに、2軍へ送り返してしまいました。
高校生とプロでは、まったくレベルが違うのは分りますが、これまで全部そうだったかと言うと、高卒ルーキーがイキナリ活躍することもありますから、首脳陣の腹の括り方次第です。
どこまで我慢して、1軍に慣れるまで使い続けるかでしょう。
目の前の勝ちばかりを気にして、将来の展望がなかったのが、落合監督以後のドラゴンズのチームづくりでした。
Aクラスに返り咲いたこれからは、将来を見据えたチームづくりと選手強化・育成を目指して欲しいと思います。