ドラ、松坂投手が退団

　ドラゴンズの松坂投手が退団することになりました。

　「平成の怪物」と言われた彼の退団は誠に残念ですが、ドラゴンズで活躍の場が失われてしまったのも事実なので仕方のないことでしょう。

　それに彼の言う所によれば、彼をドラゴンズに迎えてくれた森シニアディレクターや編成部国際担当の友利さんの退団もあったということなので、彼としては完全に居場所を失くしてしまったということなんでしょうね。

　松坂投手としては、自由契約で他球団への移籍を希望しているということで、以前所属していた西武ライオンズが獲得に向けた調査を本格的に進めていくという話も出ています。

　ライオンズでは「強打でパ・リーグ連覇を達成したが、チーム防御率は2年連続最下位。戦力としてだけでなく、若手が多い投手陣の模範としての役割も期待される。」（ネットニュースより）ということで、新たな居場所としてはいい所でしょう。

　ライオンズでもうひと花咲かせてくれればいいなぁ～と思います。

　大選手であればある程、身の引き際は難しいもんでしょう。

　大選手に向かって「もうダメだから引退しろ」なんて言うのは難しいから自分で決めてくれと言うしかありません。

　そんな気遣いが、選手にとっては逆に苦しいこともあるでしょう。

　さっさと辞めて、指導者か解説者にでもなった方が楽なのに、どうしても踏ん切りがつかなくて困ってしまう人もいるでしょう。

　若い選手が抬頭して、もうダメだと分ってるのに…。

　安倍首相は、７０歳まで働くのが働き方改革だと言ってますが、それが実現できればそんなにいいことはない。

　少しでも長く働いてくれれば、少子高齢化による財政危機を遅らせることができる訳ですから…。

　元気で動けるうちは働いてくれということでしょう。

　逆に働けなくなったら「サッサと死んじゃえ」と言われてるようで、怖いですけどね。