香港でデモ隊の高校生撃たれる

　まったく怖い世の中だ。

　香港で続いているデモ隊の高校生が警官に至近距離から撃たれて重傷を負ったというニュースです。

　この様子を捉えた映像を見ましたが、傘で抵抗する高校生にほんの僅かな距離から警官が発砲している姿が鮮明に捉えられています。

　身に危険があったら発砲もやむを得ないとは思うのですが、それほど危険な様子でもなかったし、脅しにしては危なすぎる。

　この映像が世界中に配信されたことによって、建国７０周年の記念事業も含め、中国が如何に危険な国であるかを世界に知らしめることになりました。

　記念事業の軍事パレードも世界を恐怖に落とし入れるのに十分な威力があるのに、それほど危険な行為をしているとは思えない同朋まで銃で威嚇しようとするのは…。

　中国にとっては、一国二制度の香港は目の上のタンコブで、中国共産党に反対する活動に加担する人間はすべて危険人物なんでしょう。

　これに乗じたのか北朝鮮が今朝早く飛翔体２発を発射したというニュースも流れました。

　こんな危険な国が近隣にあるのは日本にとって脅威以外の何物でもありません。

　安倍さんが憲法を改正して自衛隊を軍隊にしたいという気持ちも少しは理解できますが、もし日本が再軍備をしようもんなら中国や朝鮮半島の為政者たちからメチャンコ非難されるでしょう。

　「日本帝国主義が復活した」とか言われるのがオチです。

　アメリカが一国主義に走る中、自国を守ることはとても厳しいのです。

　戦後７０数年を経て、世界は益々危ない方向に向かっているのは事実です。

　だからといって、日本が軍国主義に向かって行くのも困りものです。

　悲惨な戦争で涙を流すのは、決まって幼い子供たちなのですから…。