昨晩のニュースを見ていたら、安倍首相と習主席が電話会談したという話題が流れていました。
記者団の質問に安倍首相は「あれも一致、これも一致…」と話していましたが、本当なんでしょうか?
両国首脳の話題が基本的に「一致するものばかり」で互いの利益を競い合うものではなかったので一致しただけで、もっと突っ込んだ各論だったら日中がそんなに一致することはないと思うんですが…。
安倍首相は、ある意味中国ともうまくお付き合いができてることを国民に印象付けようとして「お互いに全部一致した」なんて言ってるんじゃないかと疑ってしまいます。
最近の首相の言動にはアメリカのトランプ大統領はもちろん、先日歴訪した中東の国々との首脳会談や韓国大統領との話し合いでも「完全に一致した」という表現が多くて、どこまで信用していいのか判断に困ります。
日中だって、日韓だって問題は山積してるのにも係わらず「一致した」「一致した」と言いふらすのは何か魂胆があるからでしょう。
その一番大きなのは、国会で問題になってる森友・加計問題、自衛隊の日報隠蔽問題、そして財務次官のセクハラ疑惑なんかから国民の目をそらす為です。
国内の不祥事を何とか外交で取り戻そうとしてるようですが、ただ「一致した」と念仏のように唱えてるだけでは不信感は募るばかり…。
「この点では一致したけど、この点では議論の余地がある」というのが外交で、そんなに皆と仲良くやれるなら「軍備を持った自衛隊なんていらない」し、憲法9条を改正する必要もありません。
ついこの間までは「北朝鮮の脅威」を叫び「軍備の増強を示唆」し、北朝鮮に対して「制裁だ」「制裁だ」と叫んでいたのに、韓国が仲介する米朝会談の道筋が見えてくると置いてきぼりを食わないようにと米国や近隣諸国との考え方の「一致」を叫んでばかり…。
一体何がしたいのかよく分りません。
拉致問題にしたって、北朝鮮との直接交渉ではなく、米国、韓国、中国に頼むばかりでは日本外交はダメダメだということです。
トランプさんと金委員長が罵り合いをしていた時なら日本の独自外交をできたかもしれませんが、今となってはそれも無理…。
第2次安倍政権誕生の際には「拉致被害者の早期帰国」を大命題にしてたはずなのに、何の進展もなく、安倍政権には独自外交なんてできないということを証明してしまいました。
安倍さんは世界中を回って日本への協力を依頼してきましたが、相手国は日本からの援助金をアテにしていい顔をしてるだけです。
そして安倍さんが大好きな「国際社会」とやらに「北朝鮮の制裁」を頼むばかり…。
金さんが「国際社会に貢献するよう努力する」と言ったら、安倍さんは一気に「国際社会」が方向転換した融和の渦に巻き込まれて、北朝鮮と手を結ぶしかありません。
手を結べば多額の資金援助が待っています。
それで拉致被害者が帰国でき、可哀想な北朝鮮国民が救われればいいんですが、その保証はなく、金さんは、その資金でまたぞろ核開発やミサイル開発を進めるかもしれません。
先行き不透明な外交交渉で「一致した」「一致した」と国民を惑わせるより、各国と簡単に一致できない問題もあることを正直に伝えてもらった方が信頼できる指導者と呼べるんではないでしょうか。
記者団の質問に安倍首相は「あれも一致、これも一致…」と話していましたが、本当なんでしょうか?
両国首脳の話題が基本的に「一致するものばかり」で互いの利益を競い合うものではなかったので一致しただけで、もっと突っ込んだ各論だったら日中がそんなに一致することはないと思うんですが…。
安倍首相は、ある意味中国ともうまくお付き合いができてることを国民に印象付けようとして「お互いに全部一致した」なんて言ってるんじゃないかと疑ってしまいます。
最近の首相の言動にはアメリカのトランプ大統領はもちろん、先日歴訪した中東の国々との首脳会談や韓国大統領との話し合いでも「完全に一致した」という表現が多くて、どこまで信用していいのか判断に困ります。
日中だって、日韓だって問題は山積してるのにも係わらず「一致した」「一致した」と言いふらすのは何か魂胆があるからでしょう。
その一番大きなのは、国会で問題になってる森友・加計問題、自衛隊の日報隠蔽問題、そして財務次官のセクハラ疑惑なんかから国民の目をそらす為です。
国内の不祥事を何とか外交で取り戻そうとしてるようですが、ただ「一致した」と念仏のように唱えてるだけでは不信感は募るばかり…。
「この点では一致したけど、この点では議論の余地がある」というのが外交で、そんなに皆と仲良くやれるなら「軍備を持った自衛隊なんていらない」し、憲法9条を改正する必要もありません。
ついこの間までは「北朝鮮の脅威」を叫び「軍備の増強を示唆」し、北朝鮮に対して「制裁だ」「制裁だ」と叫んでいたのに、韓国が仲介する米朝会談の道筋が見えてくると置いてきぼりを食わないようにと米国や近隣諸国との考え方の「一致」を叫んでばかり…。
一体何がしたいのかよく分りません。
拉致問題にしたって、北朝鮮との直接交渉ではなく、米国、韓国、中国に頼むばかりでは日本外交はダメダメだということです。
トランプさんと金委員長が罵り合いをしていた時なら日本の独自外交をできたかもしれませんが、今となってはそれも無理…。
第2次安倍政権誕生の際には「拉致被害者の早期帰国」を大命題にしてたはずなのに、何の進展もなく、安倍政権には独自外交なんてできないということを証明してしまいました。
安倍さんは世界中を回って日本への協力を依頼してきましたが、相手国は日本からの援助金をアテにしていい顔をしてるだけです。
そして安倍さんが大好きな「国際社会」とやらに「北朝鮮の制裁」を頼むばかり…。
金さんが「国際社会に貢献するよう努力する」と言ったら、安倍さんは一気に「国際社会」が方向転換した融和の渦に巻き込まれて、北朝鮮と手を結ぶしかありません。
手を結べば多額の資金援助が待っています。
それで拉致被害者が帰国でき、可哀想な北朝鮮国民が救われればいいんですが、その保証はなく、金さんは、その資金でまたぞろ核開発やミサイル開発を進めるかもしれません。
先行き不透明な外交交渉で「一致した」「一致した」と国民を惑わせるより、各国と簡単に一致できない問題もあることを正直に伝えてもらった方が信頼できる指導者と呼べるんではないでしょうか。