ayameじいちゃんの日記かな?

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白鵬、九州場所で優勝

2017-11-26 10:31:39 | 日記
 大相撲の九州場所で横綱・白鵬が40回目の優勝を飾りました。

 前人未到の記録として、後世に残ることでしょう。

 それは、おめでたいことなのですが、今場所は土俵以外の話題で盛り上がり過ぎてしまいました。

 ご存知、日馬富士が貴ノ岩を暴行したというあの事件です。

 貴乃花親方は、相変わらず協会の事情聴収を拒否していますし、貴ノ岩から電話を受けたという旭鷲山が真相?を語るなど、今週もザワザワしています。

 漏れてくる同席していたモンゴル人力士たちの言ってることも、食い違いが多いようだし、日馬富士の横綱という地位と先輩力士ということを考えて、口をつぐんだりということもあるのでしょう。

 (もしかしたら真実が隠されてしまう?から)「捜査は、警察に任せたい」という貴乃花親方の気持ちが分らないでもありません。

 優勝した白鵬も今場所1敗を喫した11日目の嘉風戦で、立ち合い不成立を要求して手を上げて「物言い」をアピールするということがありました。

 嘉風は「一瞬横綱が力を抜いたが寄って出た」なんてことを言ってます。

 白鵬は、アピールをするため土俵下で1分間も抗議のためか立ちっぱなし…。

 やっと土俵に上がっても、お辞儀もせずに立ち去るという何とも後味の悪いことになってしまいました。

 外国人力士、それも相撲界の頂点にいる白鵬がこんなことをしてるようじゃぁ~、日本の相撲ファンが「外国人力士は、日本の国技・相撲を理解していない」と思ってしまうでしょう。

 「勝った、負けた」はもちろんですが、日本人には、礼節を重んじるという心情が常に奥底に流れていることを忘れてはなりません。

 モンゴルという厳しい環境で育ち、日本にやってきて頂点に立った横綱だからこそ、相撲が単純な競技だと思って欲しくはありません。

 何のために神社で奉納の土俵入りをするのか、何のために土俵に塩を巻くのか、何のために行事が軍配を使っているのかなどを深く理解してこそ、日本の国技を極めた日本人以上の外国人として認められる存在になるのです。

 日本人力士が、なかなか勝つことのできない体力と技を持っているのですから、あとは「心」の部分を大切にして欲しいと思います。

 日馬富士の暴行にしても、もとはと言えば先輩・後輩の世代間に原因があると言われています。

 モンゴルの力士たちも「目上の人には礼儀を」ということは分ってるはずですから、横綱に相応しい態度で土俵に取り組んでもらいたいなぁ~と思います。

 強いだけじゃ~、『目の肥えた』日本人の相撲ファンを納得させることはできないのです。
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