まったり風景

アルビレックス新潟のゲーム画像と、散歩写真+戯言のブログです。

しなの鉄道

2007年06月18日 | マッタリ風景

善光寺境内。





さらに列車の旅です。
半日かけて上田電鉄、長野電鉄を乗り継いだミニトリップを楽しんだのですが、その連絡路線として「しなの鉄道」も乗車しました。
この路線は、長野新幹線の開業に際し在来線(信越線)の篠ノ井-軽井沢間を経営分離して発足した第三セクターの路線です。
この路線を最後に乗ったのは思い出せないほど昔で、長野から小諸へ遊びに行くときに利用したのが最後だと記憶しています。
今回は、長野-上田、上田-屋代間を私鉄乗車の連絡路線として利用しました。
いざ乗車してみると、沿線の景色に見覚えがあるように感じます。
特に、上田へ向かう右方向に見える断崖絶壁の景色を見たとき、昔の記憶が鮮明に蘇ってきました。
この路線もご多分に漏れず赤字ローカル線となっているようです。
長野新幹線の延伸に伴って、新潟県側の信越線も第三セクター化される計画となっていますが、これからどうるのでしょうか?
現在の信越線は軽井沢で路線が途切れており、状況によってはかつて東京と新潟の大動脈として存在した信越線が消えてしまうかもしれません。
新幹線の開業により東京へのアクセスは便利になりますが、逆に自分達の足である在来線が寂れてしまうジレンマを抱えてしまうことも確かです。





しなの鉄道の115系列車。(長野駅で撮影)





JR東日本(長野)の115系列車。(長野駅で撮影)




JR東日本(新潟)の115系列車。(新潟駅で撮影)




JR東日本(新潟)の115系列車(新潟駅で撮影)




しなの鉄道で乗車した列車は「115系」と呼ばれる型式を使っていました。
この車両は、新潟でも毎日通勤に利用していますので、おなじみの車両です。
形は同じでも、車体のカラーが異なると、趣が違って見えるのが不思議です。
しなの鉄道、JR東日本(長野)、JR東日本(新潟)それぞれのカラーを並べてみました。(新潟の115系は2タイプのカラーが存在します)






長野駅4番線(飯山線用)プラットホームへ停車したキハ110系列車。




長野駅3番線と4番線の境界線。
停車している列車は飯山線(4番線)のキハ110系列車。



はるか昔、仕事で長野市へ数ヶ月住んでいたことがあります。
当時、週末になると新潟へ帰るのに飯山線を頻繁に利用しました。
「準急野沢」を良く利用しましたが、急行とは言え「準」という文字が付くと、現在の快速よりも遅く感ずる急行でした。
久し振りに飯山線の列車を見ることができましたが、車両はキハ110系に代替わりしてしまったので、あの国鉄色に塗られた気動車は私の記憶の中だけになってしまいました。

長野駅自体が改築されてしまって、あの善光寺様を真似た荘厳な作りの駅舎も既に取り壊されて、現代的な高架駅になってしまいました。
かつての長野駅の顔であった1番線プラットホームが駐車場になっていて、プラットホームが2番線から始まっているのには驚きました。
プラットホームついでですが、一つのプラットホームに2つの番線が同居しているのにも驚きました。
飯山線の4番線プラットホームを駅出口方面に歩いてゆくと、途中にコンクリートの車止めがあって、右側が飯山線、左側(3番線プラットホーム)をしなの鉄道が利用しているようでした。
一本のプラットホームをローカル線が分け合って利用している姿は、微笑ましくもあり、寂しさも感じさせました。


以下は、長野駅のプラットホームで撮影した色々な列車たちです。






「特急しなの」です。
カーブの多い中央線を走行するために、いわゆる振り子車両と呼ばれるシステムを装備しています。(受け売りですが)
先頭車両と後部車両の顔つきが違うのには驚きました。
多分、後部同士を接続して運転するのでしょうか?




「特急しなの」と115系列車の2ショット。





「特急しなの」と「妙高号」の2ショット。








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