まったり風景

アルビレックス新潟のゲーム画像と、散歩写真+戯言のブログです。

灼熱の死闘

2012年08月04日 | アルビレックス新潟




アルビレックス新潟 against 柏レイソル

東北電力ビッグスワンスタジアム

結果 1:1


前半、先制されましたが、後半追いついて、そのままドローで勝ち点1をゲットしました。
ゲームの流れからは、負けても仕方ない試合でしたが、アルビレックスらしい粘りのサッカーで、勝ちに等しい引き分けを手繰り寄せたとおもいます。

このゲーム、二つのリスクがありました。
一つは、日中の暑さが残る灼熱のピッチ、もう一つは、今日の主審は外国人だったことです。
結果的に、どちらの要因も、アルビを苦しめることになりました。

前半、アルビは積極的な守備と、速い攻撃でリズムをつかんで、やや主導権を握りました。
何度かチャンスを作ったんですが、決め切れませんでした、流れは良かったとおもいます。
しかし、主導権を握っていてゴールを決められない時には、往々にしてチャンス一発でゲームをひっくり返されることがあります。
前半のアディショナルタイム、柏の速攻を食らってしまいました。
東口が果敢な飛び出しを見せたのですが、それをかいくぐられてゴールを入れられてしまいました。
リズムが良かっただけに、最悪の時間帯にゴールを食らった形になりました。

後半、柳下監督は、やや早めに選手を入れ替えました。
左サイドバックで先発した菊地を下げて、貴章を投入しました。
結果的に、この采配が、流れを再びアルビへ引き寄せました。
コーナーキックで、ファーサイドで競り合った貴章が、ヘディングを叩きこんで、ゲームを振出に戻してくれました。
ここで息を吹き返したアルビは、行け行けだったんですが、好事魔多しです。
勲が、ややアフター気味のファールを侵して、この日2枚目のイエローカードを貰って、合わせ技のレッドで退場となりました。

柳下監督は、ブルーノ・ロペスとアラン・ミネイロを順次下げて、守備を安定させて、カウンターかセットプレーで一発勝負にかけました。
だけど、ピッチ上は灼熱地獄の上に、一人少ないハンディを背負ってのゲームは、辛いゲームになりました。
灼熱地獄にも怯むことなく、アルビの選手たちは、最後まで走りきりました。
何度か、カウンターやセットプレーでチャンスを作りましたから、条件を考えたら上々の勝ち点1だったと思います。

外国人主審、出だしは必要以上にゲームを停めることなく、できるだけボールを動かすようなジャッジを見せていました。
中々、やるじゃんと思っていたら、その後はカードのラッシュとなってしまいました。
まあ、危険なプレーにカードを出すのはやむを得ません。
しかし、それは出さなくても取り敢えず注意とか、少し異議を申し立てたシーンでカードを出し始めたら、もう止まらなくなった感じでした。
カードを出す際のジャッジ自体は、どちらのチームにもフェアであったのは、せめてもの救いでしたが、勲の分だけアルビ側に辛さがありました。
柏のパスを足元へ受けてしまって、結果的にアルビのパスになってしまったシーンが2回ほどありました、ポジショニングが悪いのですよね。
どこのリーグで笛を吹いているのかは知りませんが、こんな単純なミスを連発する主審をピッチへ登場させるのは、疑問を感じましたね。


灼熱地獄の中、最後まで集中力を保って、走り切った選手たちには拍手を送ります。
勝てなかったけど、サッカー自体は、監督が交代してから、見違えるようになりました。
こんなサッカーを続けてゆけば、きっと良い結果が得られると信じます。