アルビレックス新潟VS湘南ベルマーレ
東北電力ビッグスワンスタジアム
結果 3：1
今朝の新潟日報スポーツ欄は「有終の美」のタイトルが目立ちました。
2010シーズン、J1リーグ最終節、3：1で湘南ベルマーレを下して、有終の美を飾りました。
この試合は、色々と因縁がありました。
湘南の監督は反町さん、先発したGKは野澤、寺川は先日戦力外通告を受けたので、これが最後のゲームとなります。
対戦相手ではありますが、アルビのサポからは惜しみない盛大な拍手が送られました。
試合は、あっけなくアルビが先制点を入れました。
試合開始早々、左サイドでファールをもらって、マルシオがFKを蹴りました。
かなり距離があったのですが、ボールは野澤が構えた遠いサイドへワンバウンドで落ちて、そのままゴールインして先制ゴールが入りました。
永田が詰めていたので、もしかして彼を狙ったのかもしれませんが、素晴らしいFKでした。開始1分です。
そして追加点は、試合開始5分で入りました。
マルシオがペナルティエリア右サイドへタイミングよく飛び出してパスを受けると、マイナスのクロスをゴール前に放ちました。
そのクロスを待ち構えたのはミシューです、難なくゴールを叩き込んで、あっと言う間に2ゴールを奪いました。
ハイタッチを忘れるほどの間隔で、ゴールが入ってしまって、狐につままれたようでした。
前半は、リードをバックに、アルビがポゼッションをとって、押し気味にゲームをすすめました。
後半に入ると、湘南がだんだんとペースを掴んで行って、速い攻めでアルビのゴールに襲いかかります。
湘南の良い流れが続いて、結局1点返されてしまいます。そうなると、湘南はさらに勢いが増して行きました。
アルビも、カウンターからゴールへ襲いかかるんですが、中々突き放せません。
結局、逃げ切りのゴールを奪ったのは、マルシオでした。ペナルティエリア中央でパスを受けて、今日2ゴール目を叩き込みました。これで、勝負ありのゴールでした。
その後は、得点王のかかったマルシオへボールを集めますが、結局3ゴール目は駄目でした。
ゲームが終わって、リーグ戦終了のセレモニーが行われました。
戦力外通告を受けた、明堂と高木選手がお別れの挨拶を行って、いささか感傷的になりました。
この時期は、来シーズンを睨んで契約更改が行われます。1年間一緒に戦った選手との別れの時期でもあるので、辛いです。
別れは、クラブが戦力外通告をした意外にも出てきます。
噂では、アルビのDFを統率する永田が移籍濃厚だと聞こえてきます。マルシオも、永田と同じチームへ移籍するのではないかと言われています。
次のキャリアアップを求めたり、好条件の契約を求めたりするのは選手の権利ですから、やむを得ません。
最終的にどうなるかは分かりませんが、ビッグスワンの電光掲示板へ表示される選手紹介の画面も、これが見納めかもしれないので、アップします。
今後の予定は、ゲームの様子「前半」「後半」、リーグ戦終了セレモニーの様子、野澤と寺川特集、を予定しています。
