
接戦をものにして、3試合振りの勝ち星をゲットした。
アルビレックス新潟vsコンサドーレ札幌
東北電力ビッグスワンスタジアム
結果 2:1
前節、大量失点の完封負けを食らってのホーム戦。
このところ、勝ち星から遠ざかっているので、下位チーム相手に取りこぼしは許されないゲームでした。
結果的に、2:1で競り勝って、久しぶりの勝ち点3をゲットしました。
試合開始早々、左サイドからのクロスに、ゴール前に詰めたマルシオが滑り込んで放った執念のシュートをゴールへ叩き込んで、開始「ゼロ分」の先制点をゲット。
幸先の良いゲームへの入り方でしたが、その後はDFラインをコンパクトに保っている札幌を攻めあぐねた感じがします。
矢野の出場停止で亜土夢がFWへ入ったこともあるのでしょうが、亜土夢の飛び出しを狙っての長めのボールが目立ちました。
競り負けたり、オフサイドになったりで結果的にゴールはなりませんでしたが、最終ラインを高めにしている札幌の裏のスペースを狙うには有効だったと思います。
チャンスはあるけど追加点を奪えない、そんなパターンに陥ると、得てしてセットプレーでやられてしまうことがあります。
後半30分前の札幌のセットプレーは正にそれでした、ゴール前の混戦で跳ね返りのボールを叩き込まれて同点、ゲームは振り出しに戻ってしまいました。
でも、その少し後今度はアルビが跳ねっ返りのボールを、アレッサンドロがシュートを放ってゴールイン、これで勝ち越し。
ビッグスワン周辺は、16:40過ぎに急な雷雨に襲われて、一瞬にして駐車場の地面が水浸しになりました。
タダでさえ蒸し暑いのに、この雷雨でピッチにたっぷりと水を含んでしまったので、前半は座っているだけで汗が吹き出てくる不快指数の高い天候でした。
そんな体力を奪う環境の中で、選手達は最後まで動き回って、勝利をたぐり寄せてくれました。

試合開始早々の先制点は、このクロスから生まれた。

クロスへ、滑り込みの執念を見せたマルシオが、開始「ゼロ分」の先制ゴールを叩き込んだ。

勝ち越しては、この弾かれたボールから始まった。

ルーズボールをアレッサンドロがシュートして勝ち越し。

久しぶりの勝ち星なので、選手達の表情も明るかった。

負傷した亜土夢に代わって、久しぶりに木暮がピッチに登場。
本職のボランチではなくFWとしての登場だったが、動きに違和感はなかった。
あと、海本も途中出場で、本当に久しぶりにピッチに姿を見せた。

ヒーローインタビューを受けるアレッサンドロ。

ゲーム前に、新潟でキャンプを張っていたアルゼンチン女子オリンピック代表がビッグスワンを表敬訪問。