監督の前に、人として

2000年シドニーオリンピック
高橋尚子が女子マラソンで日本人初の金メダルを獲得した。
Qちゃんの底抜けに明るい表情と、小出監督の包み込むような笑顔が印象的だった。

マラソンは苦しい競技だが、管理するのではなく、
本人の心に寄り添い、選手と二人三脚で駆け抜けてきた。

以前インタビューで、こう応えている。

管理すると、萎縮して本人の力が発揮できないんです。
笑顔で走れば、結果はついてきます!

その、小出義雄氏が亡くなった(80歳)。

有森裕子や高橋尚子など、指導を受けた選手たちが口をそろえて言う。

監督の前に、人として尊敬している。

心よりご冥福をお祈りしたい

合掌