どうしてこんなに楽しいんだろう!

新しいことをはじめるって楽しいですね!美味しいお酒を飲んで、好きな音楽を聴いて、ヨカバンジャー!!

天を怨みず、人を尤めず、下学して上達す

2018年02月24日 21時13分30秒 | 読書・歴史
盛和塾北大阪主催の論語講座に参加した。

開始前、会場のロビーで定子先生に
お会いしたので挨拶をすると、
「先日は京都に来ていただきありがとうございました。」
と丁寧に笑顔で応えていただいた。

この辺りの立ち振る舞いや表情に
改めて感嘆してしまった。

本日のテーマは「天」
天は絶対的な神のような存在であると同時に、
自分自身の内面でもある。

誰も見ていなくてもお天道様が見ている!
といったふうだ。

本日は七つの章句を学んだ。
その中で特に印象に残った言葉が以下。

子曰わく、天を怨(うら)みず、人をとがめず、下学(かがく)して上達す。
我を知る者は其れ天か。


いくら努力しても、誰からも評価されないと
嘆くこともあるだろう。
だが、天を怨んではいけない、人を責めてもいけない
根本をしっかり学んで、自分自身を高めることだ。
お天道様はちゃんと見ているよ。

子曰わく、天何をか言うや、四時(しじ)行われ百物(ひゃくぶつ)生ず。
天何をか言うや。


天は何も言わないけれど、四季はめぐり、
ありとあらゆる生命が生まれている。
言葉で言われなくても、感じて行動することが大切。
説明ばかり求めていたら、感性を磨くことはできない。

余談として、
とあるお寺の和尚さんのボヤキが紹介された。
最近は、ネットで”咲き頃”を確認し訪れ、
コレコレ!と言って写真を撮って帰る。
という人が増えてしまった。

そうではなくて、
季節を肌で感じ、散策すればよい。
すると、満開ではなかったが、つぼみがでていた・・とか、
名も知らないけど、きれいな花を見つけた・・など、
五感で生命や風景を感じることが大切なのだ。

他にも興味深い物語を紹介していただいたが、
長文になってしまったので、
このあたりでペンを止めたい。

新幹線車中、間もなく名古屋に到着だ。





コメント
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