四谷三丁目すし処のがみ・毎日のおしながき

新子・新イカ大きくなってきました。生すじこ粒がまだ小さいですが入ってきました。イクラは生しか扱いません。秋と冬だけです。

6月13日(木)

2024-06-13 19:28:50 | 6/1~6/30


野上啓三インスタグラムsushi43nogami2←こちらに変更しました。
すべての魚・貝、天然ものです。
◇営業時間について◇火曜~土曜17:30~21:55※ラストオーダー(酒類・酒類以外全て)21:25まで
日曜お子さんデーは11:30~17:30です。※日曜はお子様の日です
店には月曜(+第一日曜日)以外10:30~営業終了+aおりますのでお気軽にご連絡ください!03-3356-0170
※レストラン予約代行サービス『オートリザーブ』でのご予約は日付・時間帯にかかわらず受け付けておりません。
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わたしの魚(ウォ)キペディア 第18回 たちうお

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タチウオ、食べたことがありませんでした。
初めて食べたのが十年前。
“太刀魚のソテー(グリル?忘れました)カレー風味”
でした。ホテルのランチだったと思います。
報告がてら主人に話すと
「カレー味?ふぅん‥。え、四センチ!そりゃデカいわ!!」
と驚いていました。
お皿にのって出てきたタチウオはちょっとしたハンバーガーくらいの大きさで厚みが四~五センチくらいだったでしょうか。
「パンはおかわり自由ですので」
と言って戻っていくホテルの方を見ながら友人と沈黙したのを憶えています。

店を始めてからタチウオを置くようになって、まずお刺身で食べられることに驚きました。
それから数年が経ち、気が付けば塩焼きにすることが多くなりました。
「お刺身で食べられるけど、やっぱ塩焼きがうまいっしょ」
と主人は言います。
初めて食べた十年前よりさらに遡ったあたり、寿司屋の板前さんと結婚したという事実が職場内に流れた頃のことです。
「野上さん、タチウオって関東のスーパーで売ってないんですか?」
と後輩の女性から質問が来ました。
板前と結婚=魚に詳しい
という図式なのでしょうか。
ぜんぜん答えられませんでした。
幼少期を九州で過ごしたというその女性はがっくりとしながら

「どうしても‥無性に‥あの、タチウオの塩焼きが食べたーい!ってなるんです‥」
とお話してくれました。

焼き上がりそうなタチウオを見るとふとそのことを思い出します。
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◎赤貝の仕込み 動画アップしました(5分03秒)
◎シャリ酢あわせ 動画アップしました(1分50秒)
◎かんぴょうを煮る動画アップしました(7分30秒)
◎玉子焼き動画アップしました(6分53秒)
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1dayアーカイブ2023年~2001年6月13日のおしながき[2023年]新子(シンコ)がいつ入ってくるかはこの時期よく話題になるところです。
先日(6/8木)主人が豊洲で仲買さんに訊ねたそうです。
 主人 「シンコもう入ってんの?」
仲買さん「一回見たな」
 主人 「いくら?」
仲買さん「キロ20万(円)」
 主人 「(1袋に)どんぐらい入って?」
仲買さん「80グラム」
だそうです。
当店が仕入れるのはまだ先のようです。  ※追記 2023年は7月6日が初入荷でした
[2022年] 野上啓三が見ている豊洲市場の風景 寿司屋の七十二候
[芒種・第二十五候・螳蜋生かまきりしょうず]6/6~6/10
・鹿児島 東町 アジ 今、豊洲
・江戸前(神奈川) 穴子 今、店
・新ガリ 始まりました 今、店
・千葉白浜 女貝鮑 今、店
・高知 四万十川 天然若鮎 今、豊洲
・東京 新島 赤イカ 今、店
[2021年]*お知らせ*6/20まで休業いたしました[2020年]

[2019年][2018年][2017年]
[2016年]ナカズミとシンコが並んでいるのが6月の光景です。[2015年]  

010[2014年]メジマグロ、14.48kg背上(せかみ)の部分です。背ですがいい脂があるそうです。

 

今、築地大船渡 メジマグロ背上 004_2[2013年]

 

 

 

 

001_2こち、泳いでいます。002_2とり貝、まだあります。煮蛤、ひさびさです。

 

 

 

001

 

002千葉・竹岡(たけおか)の活コチがあります。

 

穴子の白焼きには青柚子と塩を混ぜたものが添えられます。

 

003[2011年]

 

柳刃包丁の新・旧、出刃包丁の新・旧です。

[2010年]アジのたたきにするのはどちらが向いているかといえば、淡路産だそうです。福岡の白イカの下足、今日も薄塩で一夜干しにしてあります。 

001_2003_2

 

 

 

 

 

[2009年]北海道・茅部(かやべ)の生ダコ(水ダコ)がひさびさに入りました。

 

薄造りにしてお出しいたします。タコの身をそぎ切りにする際、金箸を釘のようにタコに打ち付けて引っ張りながら切ります。まだ足は生きているので微妙にうねります。すだちと塩でどうぞ… 

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