黄昏人生徒然日暮らし

人生黄昏時になり今を大切に、趣味の仏像彫刻・歌声・写真・散策・読書・日記・フォトチャンネルを徒然なるままに掲載します。

名もない花にも応援を「芋片喰・姫踊子草」

2017-03-20 | 日記
カタバミ(片喰)は庭先や道端などに見られますが、日が陰ったり夜になるとカタバミの葉は折り畳んでいるようになるので片方が食まれたかのように見えるから名づけられたそうです。
花粉が黄色いのでムラサキカタバミではなくイモカタバミのようです。



ヒメオドリコソウ(姫踊子草)は帰化植物で姿は東北地方の鹿踊りの格好に似ているので名づけられたそうで、空き地・路傍・畑などでよく目にします。



どちらも雑草として見向きもされませんが歌謡曲の「名もない花にも乾杯を」ではなく「名もない花にも応援を」

非常用持ち出し袋の点検をしました。

2017-03-18 | 日記
今日は留守番なので、布団を干し掃除を兼ねて非常用持ち出し袋の整理をしました。

我が家では地震・台風・火災などの災害の際に持ち出す非常用持ち出し袋はリュックなどにいれ三ヶ所に置いてありますが、乾パン水などの飲食品の賞味期限切れのチェックのため年1回程度は調べるようにしているのですが、つい後回しで二・三年過ぎてしまうこともあり賞味期限切れの物がでてくるので今日は朝からチェックし一覧表を作りパソコンに保存しました。

乾パン・ビスケット・飴・缶詰・水などからラジオ・ライト・手袋・トイレットペーパー・除菌ティッシユ・ローソク・レスキューシート・笛・ロープなどキリがありませんが最低限必要なものを入れてあり、飲食物は時々チェックして賞味期限が来る前に使用し補充をしています。

東日本大震災の時も断水・停電などの影響もあったので、常に飲料水2000㎖のペットボトル6本入りを3ヶ所に置いてあります。

家内安全と非常持ち出し袋を使わないで済む平穏無事にすごせることを毎朝神仏にお願いしています、今日は家から一歩も出なかったので明日は散策でもしたいと思っています。

衣笠山公園菜の花散歩

2017-03-17 | 
横須賀市衣笠山公園は日本桜の名所100選に選ばれています、桜はまだ硬い蕾のままですが桜祭りの準備は進んでいました。
今は菜の花が咲き競っていおり桜と菜の花の饗宴となればいいのですがお天気次第ですので、開花予定は23日頃とのこと満開は今月末のようです。(撮影 3月16日)










健康寿命まで2年?

2017-03-16 | 健康
WHO提唱の健康寿命とは「健康上の問題では日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことであり、寝たきりでも計算される平均寿命の事ではありません。

健康寿命は男性70.42歳 女性73.62歳で、WHO提唱の健康寿命とは「平均寿命と健康寿命の差(期間)は平成22年調べでは男性9.13年、女性12.68年となり、この期間は健康でない期間を意味します。
平均寿命だけ延びてこの差が広がると、医療費・介護及び介護費が増大し家計も・国の財政も圧迫する大きな問題となります。

これによると私の健康寿命までは約2年なので、健康寿命をのばしンピンピコロリと逝くためには、適度な運動を根気よく続ける・精神的には笑って過ごすことが大切であることを実感するとともに、残された時間を大切にしなければいけないことを強く感じました。

健康講座などで学んだ以下の事を参考にして健康長寿でピンピンコロリと逝けるよう頑張らねばいけませんね。

* 50代からは定期的な運動習慣を持つ「ウオーキング等で脂肪を燃焼させる・なるべく階段を利用する・運動する日を決める」

* 60代からは手軽な運動をする「競争しない・自分のペースで・体調に合わせて・筋力トレーニングもしましょう、適度な運動は免疫力を高めストレスから身を守る。

* 頭と手を使うなど認知症予防法と重複するようです。

* 我が国のリスク要因別関連死亡者数は、1位喫煙・2位高血圧・3位運動不足・4位高血糖・以下省略します。



歌(詩)と共に 島崎藤村「初恋」

2017-03-15 | 日記
島崎藤村 作詞  若松甲 作曲   舟木一夫 歌

 
まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに 見えしとき
  前にさしたる花櫛の 花ある君と 思ひけり

やさしき白き手をのべて 林檎をわれにあたえしは
  薄紅の秋の実に 人こい初めし はじめなり 

 わがこころなき ため息の その髪の毛にかかるとき
  たのしき恋の盃を 君がなさけに酌みしかな

 林檎畑の木の下に おのづからなる細道は
  誰が踏みそめしかたみぞと 問いたまふことこいしけれ

明治29年10月30日に島崎藤村が「文学界」に、当時の和歌俳句から型破りな新しく美しい七五調「初恋」の詩を発表しまし、翌年8月この詩を載せた詩集「若菜集」が刊行されました。

島崎藤村は8歳のときに幼馴染の「ふゆ」と林檎の木の下を歩いた思い出を「幼き日」に書いており、青春時代の佐藤輔子との恋愛に重ねて詩にしたようです。

「初恋」は中学の教科書・ベストセラー「声に出して読みたい日本語」などにも取り上げられています。
 七五調の定型詩であるためリズムよく読め、洗練された短く美しい言葉の中の情景・作者の感性・心情が心にしみます。

 昭和46年に若松甲作曲で舟木一夫の歌(4番は省略されています)でヒットしました、彼も当時「日本人の心の奥底にひそんでいる情緒をよみがえらせてくれる歌、素朴な人の美がひそんでいて、溢れんばかりの情感に満ちている」旨のコメントをしています。

メロディーも素晴らしく今でも長野を旅行したり林檎の木を見ると自然に口ずさんでいます。 美しい日本語・メロディー・景色は何時までも残したいものです。


筋トレとストレッチを再開

2017-03-14 | 健康
健康で長生きするために自宅で始めた筋力トレーニング・ストレッチを再開しました、足裏の痛みシビレなどで休んでいましたが大分良くなってきたので1年ぶりに再開し2週間ほど経ちました。

生涯学習や健康番組などで「運動で健康になり、認知症予防もできる」と運動の必要性を再認識したことと、血管年齢が高いので脳梗塞予防のためにも黄昏時の5時半頃から20分から30分程度身体を動かしています。

ただ、やっていると飽きるので、テレビで録画しておいたお気に入りの番組などを横目で視たり聞いたりしながら5㎏のダンベル・ブルーワーカー・スクワット・腿上げ・腕立て伏せ・腹筋運動・ストレッチなどを無理をしない範囲で体調不良の日以外は、なんとか週5日以上を目標に続けています。

あとは暖かくなったら就寝前にDVDのテレビ体操(ラジオ体操)も妻と再開したいと思います、あとは長く続けられるかが問題ですね。

歌と共に「北国の春」

2017-03-13 | 日記
歌と共に「北国の春」
暦の上は春ですが、まだ寒い毎日です春が待ち遠しいですね、温暖な地方でも待ち遠しいのですから雪国ではなおさらでしょうね。

大ヒット曲「北国の春」は四季を感じることもない都会に住む人の望郷の思いを歌った歌ですが、歌の舞台は岩手県などの東北が舞台ではなく、長野県南牧村出身の作詞家が近くの長野県八千穂町にある八千穂高原の情景を世話になった兄への思いをこめて作詞したそうです。

八千穂高原は日本一の白樺林がありスキー場・・自然園・花木園・駒出池・八千穂レイクなどがある自然豊かで観光に毒されていない静かな標高1600mmの高原です。高原を散策すると「白樺 青空 南風」の歌詞が口から自然に出て来ます。毎年一度は白樺を見に出かけるお気に入りの場所でした。

季節もそうですが心も春になりたいものですが、生老病死など色々な問題に翻弄されながら、心は春になったり冬になったりしながら通り過ぎていきます。

「北国の春」 作詞 いではく 作曲 遠藤実
1 白樺 青空 南風 
  こぶし咲くあの丘北国の ああ北国の春 
  季節が都会では 分わからないだろうと
  届いたお袋の小さな包み
  あの故郷へ帰ろうかな 帰ろうかな
  
                (以下省略)

  

マイ仏壇です。

2017-03-11 | 仏像彫刻
我が家には本来の仏壇と私が彫った仏様を並べた仏壇があり、毎日両方手を合わせています。マイ仏壇は三段のカラーボックスと花台などを利用して作ったものです。

釈迦如来坐像・地蔵菩薩坐像・弥勒菩薩・不動明王・阿弥陀如来立像・薬師如来立像・地蔵菩薩立像などと癒し系の地蔵様も安置されています。




小説家「南木佳士」氏のエッセイ集を読んで

2017-03-10 | 読書
医師であり作家でもある南木佳士の「自選エッセイ集 猫の領分」を再読しました。
彼の作品は内科の医師でもあるので生老病死をテーマにしたものが多く重く考えさせられる作品が多いのですが、今回は過去のエッセイ集で比較的気軽に読めました。

作家である前に医師である南木佳士氏は死と向き合う過酷な現場で重いパニック障害・鬱病になり苦しい闘病生活を送ったことで、作品も医師目線の病前とは異なり病後は患者目線になったように感じます。

鬱病の病苦から抜け出したいと思い書いた「阿弥陀堂便り」は映画化され数々の賞を受賞した映画のDVDを購入し何回も視たり原作も何回も読みかえしたことか。

編集者や読書好きの人が「心が疲れた時に読むのに適した作品が多い」と言っていますが、同感ですので、ほとんどの作品は数回読んでおり年齢とともに多少感じ方に変化もあり考えさせられたり癒されたりしています。

人生四苦八苦

2017-03-09 | 生涯学習
趣味で仏像を彫るようになって、なにげなく使っている多くの言葉は仏教用語からきていることを知りました、人生黄昏になり老・病・死が身近になって来たのでよく使う「四苦八苦」は特に意味深い言葉であることを知りました。

四苦とは生(生まれる苦)・老(老いる苦)・病(病気の苦)・死(死の苦)であり、人間として逃れられない肉体的な苦のことだそうです。

この四苦に愛別離苦(あいべつりく-愛するものと別れる苦)・怨憎会苦(おんぞうえく-憎い人、嫌いな人と会う苦)・求不得苦(ぐふとくく-求めても得られない苦)・五薀盛苦(ごうんじょうく-存在する一切は苦・苦しみが次から次へと湧きあがってくる)の精神的な苦痛をいれて八苦の事だそうです。

五薀盛苦(色・受・想・行・識)は唯一唱えることのできるお経「般若心経」にも出てくるのですが、難解なので理解はできていませんが少しずつ勉強していきたいと思います。

「楽になりたい」とばかり思っていると、返って苦しみは増すもので、生きることは常に苦が伴うものだと事実を直視して割り切り受け入れて、少しでもらくになりましょうというのが仏様の教えだそうですが、凡人の私には無理難題ですので仏様に手を合わせお願いするほかありませんね。