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黄昏人生徒然日暮らし

人生黄昏時になり今を大切に、趣味の仏像彫刻・歌声・写真・散策・読書・日記・フォトチャンネルを徒然なるままに掲載します。

歌と共に 幻の名曲童謡「里ごころ」

2017-03-26 | 歌・音楽
「里ごころ」 北原白秋 作詞  中山晋平 作曲 

1、笛や太鼓にさそわれて 山の祭りに来てみたが
   日暮れはいやいや里恋し 風吹きゃ木の葉の音ばかり

2、母さま恋しと泣いたれば どうでもねんねよお泊りよ
  しくしくお背戸に出て見れば 夜には寒い茜雲

3、雁 雁 棹になれ さきになれ 
  お迎い頼むと 言ふておくれ 

この歌は北原白秋が大正10年に作詞し11年に中山晋平が作曲した大正ロマン溢れる名曲ですがレコードが出ていなかったので幻の名曲と言われています。

北原白秋は母方の実家である熊本県で生れ、すぐに福岡県柳川で幼少期をすごし、熊本の母の叔父の家に泊りに行き、祭りのあとの淋しさ心細さで母が恋しくなった思い出を素直に表現しています。

以前に入会していた童謡詩の会で取り上げたのですが知っている人は殆どいなかったのですが、由紀さおりの歌を聞いた会員達は皆同じような経験をしたことがあるので、心に残る名曲だと絶賛していたことが思い出されます。

曲を聞かせられないのが残念ですが歌詞を読んだだけでも白秋の幼少期の心情が偲ばれます、レコードは昭和52年発売の「ダークダックス甦る大正ロマン」、平成2年発売の由紀さおり・安田祥子のコンサートライブのCDの中に収録されているそうです。


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